安倍なつみBirthday Live2013 +♪The Beating♪+(8/10 昼・夜)

会場はZepp DiverCity Tokyo。個人的には初めての会場でした。お台場では花火大会などのイベントが多数あり、一日中とても混雑していました。
その上、とにかく暑い。夜公演が終わって外に出た時(21:20過ぎ)に「暑い!」と感じるってどういうことなんだ、と思いました。夜公演が終わったのは花火大会終わりの交通整理が終わりかけの頃でしたが、何とか無事帰れました。(それでもたくさんの人がいて、東京テレポート駅にたどり着くのに時間がかかりました。)


ということで、ライブの感想を。

ゲスト

内容の感想にも大きくかかわってくるので、先にゲストについて。


昼公演では新垣里沙さんと中澤裕子さんが、夜公演では小川麻琴さんと保田圭さんがゲストとして出演し、なっちと1曲ずつ歌いました。
ゲストの出番は公演の中盤だったのですが、夜公演では小川さんのみ登場し、その時に昼公演でゲストと歌った曲のソロバージョンも合わせて歌いました。圭ちゃんの登場はアンコール時。テレビ収録(明日13日19:00〜放送「もてもてナインティナイン」)の時間が押したため、収録を早退して会場に向かったのと交通渋滞が重なり、会場入りが遅れていたそうです。トークで変に時間を延ばしているなと感じる部分もあり、「何故だろう?」とは薄々感じていたのですが。


また、アンコール時には、昼公演は「嵐が丘」で共演した子役の松田亜美さん、夜公演では「ドラキュラ」で共演する和央ようかさんがサプライズで登場しました。あと、VTR出演で宮本亜門さん(昼)と河村隆一さん(夜)からコメントがありました。
夜公演では、和央さんの「今日は稽古なので見に行けない・・・」というVTRコメントの直後に登場。ドラキュラの出演者の方々が、なっちには内緒で夜公演を見に来ていました。和央さんも最初からライブを見ていたとのこと。

セットリスト

昼と夜で進行が若干違うので、セットリストを書いておきます。(コピペベースですが(汗)、間違いがあるかもしれません。)

【昼公演】

01 雨上がりの虹のように
02 微風
  MC1
03 夢ならば
04 ベストフレンド(新曲)
  MC2
  宮本亜門VTR
  新垣里沙登場
05 男友達(with 新垣)
  中澤裕子登場
06 雨の降らない星では愛せないだろう?(with 中澤)
  MC3
07 たからもの
08 愛しき人
  衣装替え
09 せんこう花火
  MC4
10 夕暮れ作戦会議
11 あなた色
E1 くちびるで止めて
  MC5
  松田亜美ケーキを持って登場
E2 トウモロコシと空と風
E3 真夏の光線


【夜公演】

01 雨上がりの虹のように
02 微風
  MC1
03 夢ならば
04 ベストフレンド(新曲)
  MC2
05 男友達
  小川麻琴登場
06 愛あらばIT'S ALL RIGHT(with 小川)
  河村隆一VTR
07 雨の降らない星では愛せないだろう?
  MC3
08 たからもの
09 愛しき人
  衣装替え
10 せんこう花火
  MC4
11 夕暮れ作戦会議
12 あなた色
E1 くちびるで止めて
  MC5
  保田圭ケーキを持って登場
E2 好きで×5(with 保田)
  和央ようかVTR→登場
E3 トウモロコシと空と風
E4 真夏の光線

曲別の感想

「微風」は、譜割りが変わっている部分があって(「♪あなたに触れていた髪を」の「あ」だったと思います)何故かなとは思いましたが、今回のこの曲の印象はとても良かったです。


「ベストフレンド」は、春のライブ(ディナーショー)で初披露した新曲ですが、明日8/13に今回のライブ音源の配信を開始するとのこと。
http://www.up-fc.jp/m-line/news_Info.php?id=4888
某2期メンバーと比べて動きが早いのは羨ましいところですが(爆)、これは素直に嬉しいです。


「愛しき人」は、今回ガラリとアレンジを変えていました。昼公演ではイントロに入るまでがかなり長くて、溜めに溜めてから曲に入るという感じでした。衣装替え直前の曲ということで「トウモロコシ〜」辺りかと思ったら意表を突かれた感じです(笑) でも、夜公演では“溜め”の部分が短かった気がします。昼公演も見ている身としては、ここで時間を削っているのかなと感じました。


今回のアンコール最後の曲は「真夏の光線」。なっちコンなのでここまでは(振り真似やサイリウムを振るという観点では)程々に盛り上がっていたのですが、この曲のサビだけは思い切りジャンプ(爆) この曲を歌ってくれたのはかなり嬉しかったです。


あと、ゲストとの曲ではいろいろと懐かしい曲が聴けて良かったです。その中でも、触れるべきは何と言っても「好きで×5」なのですが・・・、

「好きで×5」

この曲については書くことがたくさんあるので別立てで(笑)


今回、2007年11月18日のアコなち*1以来久しぶりに、なっちと圭ちゃんが二人で歌う「好きで×5」を生で聴くことができました。ライブの最終盤だったので、歌を堪能するには気分が高揚し過ぎていた感もありますが、二人の声質が若干変わっているのかなと感じつつも、心地よいハーモニーを聴くことができました。


「セカンドモーニング」(娘。2ndアルバム)を聴き始めた頃から「好きで×5」についてずっと気になっていたこと。サビ終わりの「♪精一杯 愛してる」のハモリのメロディーが今まで分からなかった(CDを聴いても聞き取れないので)のですが、今までこんな感じかなと想像していたものと全く違うものでした。


だから結局今も分からないままなんですけど・・・というあなたに朗報!←


今回のライブにはDVD収録が入っています。ということは、ライブDVDを買えばこの部分が(多分)解明できる訳です。なちケメの歌が収録されること自体、とても嬉しいことなのですが、そこに収録される曲が「好きで×5」だということで嬉しさ倍増です♪

全体の感想等

今回のライブ、若干曲数が少ない割には時間が昼公演でも1時間50分ぐらい(夜公演は2時間5分ぐらい)あったのは、間にMCがたくさん入っていたからなのかな? あと、曲数が少ないと感じたのは、メドレーが無かったこともあるのかもしれません。


と昼公演で感じた後の夜公演。小川さんがゲストに出てきたときに繰り広げられた“おがわーるど(笑)”の時間が結構長かった(昼のゲストとのトークはそれほど長くなかった)ので、時間が押していないか心配でした(爆) でも、後で考えるとそこで時間を延ばしていたのかな。


夜公演の時間配分という意味では、先に書いたように「愛しき人」のイントロ部分が昼より短かったにもかかわらず、衣装替え後のMCで、小川さんからの手紙(リハーサル時になっちに会えなかったために残した書き置き)を読む時にスタッフに確認したり、トークで時間を延ばしているように見える部分がありました。また、「雨の降らない星では愛せないだろう?」を歌う時もスタッフに確認していたので、あくまでも想像ですが、この曲は当初の予定には入っていなかったのかもしれません。
ということで、圭ちゃんの会場入りを巡って舞台裏ではかなり混乱していたのではないかと思います。なっちも圭ちゃんとのトークで「舞台を捌けるたびに『圭ちゃん着いた?』と聞いていた」と言っていましたし。


あと、ハプニングと言えば、昼公演でMC中にバンマス和田さんが使っている機械から突然電子音が鳴りだすということがありました。


観客の入り的には、特に昼公演はもう少し入って欲しいなと感じました。そんな中、夜公演ではなっちが「なっちのライブが初めての人いますか?」と聞いた時、数名が手を挙げていました*2。年1〜2回のライブ以外、ソロCD発売等の歌手活動が無い厳しい現状ではありますが、「歌手 安倍なつみ」の歌を少しでも多くの人に聴いてもらいたいというのが、なっちの一ファンとしての私の願いです。

なっちの歌について

8日のフォークジャンボリー、10日のバースデーライブを聴いて、なっちの歌声が以前と比べて少し変わったかな、と感じました。何か声が優しくなったというか、おしとやかになったというか。ただ、今はミュージカル「ドラキュラ」(8/23〜9/8)の稽古の真っ最中なので、それが影響しているのかもしれません。


その辺り、舞台を見た時、あるいは次にライブがあった時には違った感想を持つかもしれませんが、今回のライブで聴いた歌こそが「2013年の安倍なつみ」なのかなと思いました。「チェインギャング」「微風」「好きで×5」・・・、年齢を重ねるにつれて歌が成熟していく様子を見続けられることが、長年一人の歌手を見続けていくことの醍醐味であると思います。

*1:安倍なつみ Special Live 2007秋 〜Acousticなっち〜 @東京厚生年金会館

*2:最初に聞いたとき、大勢が手を挙げる→照明が落ちるというシーンもありました(笑)