原宿のミュージックレストラン La Donnaで行われた今回のライブ。食事付き、ポラロイド撮影&握手会ありということで、バースデーライブという名前ですが実質的な内容はカジュアルディナーショーでした。
昼夜で食事の内容は異なっていました。夜はカルパッチョ(ブリ)が食べられなかったので、別のもの(生ハム)に交換していただきました。ありがとうございました。
ライブ中に乾杯があるということで、スペシャルカクテル「ラブレター」(ノンアルコール)を購入。ちなみに、「ラブレター」は梨華ちゃん作詞、圭ちゃん作曲の楽曲のタイトルから名付けたとのこと。
では、以下ライブの感想を。今回は結構長いです(笑)
セットリスト
昨日書きましたのでそちらへ。(次の曲別の感想にも書いてあります。)
http://d.hatena.ne.jp/omoide22/20121223#1356287226
曲別の感想
今回は、バンド構成がキーボード(岩崎はじめさん)、ギター(徳武孝音さん)、ベース(なかむらしょーこさん)の3人でした。
まずは、曲別の感想から。
01 メドレー
(聖なる鐘が響く夜[タンポポ] → ぴったりしたいX'mas![プッチモニ])
最初はディナーショーっぽくないSF映画の音楽のような(?)イントロからの定番メドレー。
ソロなので当然圭ちゃんはすべて主メロ。なかむらさんがコーラスを担当していましたが、矢口さんとのデュオとして聴くのとはまた違った感じがします。
最後の♪LaLaLaLa〜の部分は、バスツアーのDVDではハモりのパートしか聞こえないので、主メロはこういうメロディーなんだと思いました。
03 僕 〜Believe〜[保田圭]
去年のライブ以来一年ぶりの披露でしたが、去年より歌がよくなっていたと思います。まだメロディーが頭に入っていないので、もっと聴く機会があればと思います。
04 リクエストメドレー
(恋人よ[五輪真弓] → Someone to watch over me(※サックス演奏あり)
→ One・Two・Three[モーニング娘。] → おもいで[モーニング娘。]
→ 桜チラリ[℃-ute](※バラードver.) → パパ[プリンセス プリンセス])
「Someone to watch over me」、今年の舞台「B・B〜bumpy buddy〜」では著作権の関係で日本語で歌ったものを今回は英語で。
「One・Two・Three」は、今回歌うにあたって改めて聴いてみていい曲だと思ったとのこと。
「おもいで」は、昔なっちのライブでたくさん歌った曲。圭ちゃんが悩んでいる頃につんく♂さんが「保田の声多めに入れといたから」と言ってCDを渡された思い出のある曲。
「桜チラリ」には、以前イベントで歌ったバラードバージョンをもう一度聴きたいというリクエストがあった。
いつもバンマスの岩崎さんに迷惑をかけている(笑)リクエストメドレー。今年も色とりどりでした。自分のリクエストは叶いませんでしたが、ニアピンといったところかな?「One・Two・Three」はアルバムの曲順で2曲違い、「おもいで」は去年のリクエスト曲でした(笑)
「One・Two・Three」のイントロが流れた時、知ってるはずの曲で体がリズムを取るのだけど何の曲か思い出せない状態でした。歌に入って「あっ!」という感じ。
原曲が打ち込みでエフェクトを多用しているので、生演奏ではどうアレンジしても原曲と違って聞こえるのは仕方のないところでしょう。でも、サビだけでも貴重なものが聴けたという意味で、この曲を選んだ圭ちゃんとアレンジをした岩崎さんには感謝したいと思います。
05 もう一度 〜I miss you〜[保田圭]※ピアノ弾き語り
今回はピアノ弾き語りで、曲を実際に作った時の形で演奏されました。ということで、アレンジ後のメロディーと若干違う個所がありました。
もう一点言いたいことは後で書きます。
06 ラブレター[石川梨華]
圭ちゃんが梨華ちゃんのために書いた楽曲を、今回は圭ちゃんが歌いました。梨華ちゃんが歌うのを聴いたとき、梨華ちゃんの楽曲としてはメロディアスで重い感じだと感じましたが、今回圭ちゃんが歌うのを聴いて、やはり圭ちゃんの作った曲なんだなという印象を受けました。
07 ものまねメドレー
(DEPARTURES[globe] → 慟哭[工藤静香])
9月にものまね番組に出演したときに歌った「DEPARTURES」と、その時に勝ち進んでいれば歌う予定だった「慟哭」をものまねで披露。
似ているかと言われると正直微妙ですが(爆)、その努力は認めます。
08 君への歌 〜Always Love〜[保田圭]
「皆さんがいつでも聴けるように、この曲の今日収録したものを配信する」とのこと。どういう形で配信するのか圭ちゃんがよく理解していないらしく、「詳細は後でブログを見てください」(笑)
この曲は、“お守りソング”として圭ちゃんのソロ曲の中でも重要な位置づけにある曲だと思っています。配信という形ですが常に聴くことができるというのはとても嬉しいです。
09 シャイニング バタフライ[ドリーム モーニング娘。]
歌うことが予想された曲の一つではありますが(笑)、生演奏の形で聴けて良かったです。
圭ちゃんのソロバージョンではキーが下がる曲。BメロはPPPHがデフォなんでしょうか?(笑)
それはともかく、セットリストのバリエーションという意味でこの曲の存在は大きいと思います。
E1 クリスマスメドレー
(Happy Christmas → I saw mommy kissing Santa Claus
→ 恋人がサンタクロース[松任谷由実] → サンタが街にやってくる
→ 王子様と雪の夜[タンポポ])
※夜は「王子様と雪の夜」でゲスト矢口真里登場
この時期定番のクリスマスソングメドレー。曲は知っていてもタイトルを知らない曲(洋楽は特に)が多くて記憶に残りにくい・・・(泣)
「王子様と雪の夜」が最初ではなくここに入っていたのは、矢口さん登場の伏線だったんですね。圭ちゃんソロもいいけど、矢口さんと二人で歌うのもいいなと改めて思いました。
圭ちゃんのソロバージョンではキーが下がる曲・その2。ということで、この曲に関してはソロバージョンとデュオバージョンを一日で両方聴くことができました。それぞれに趣のある歌だったと思います。
この曲が歌われることは意外と少ないので、最後にこの曲を持ってきたことに対してはかなり意表を突かれました。
全体の感想等
セットリスト全体の感想としては、今回は盛り上がる曲が要所に配置され、楽しいライブにしようという意図が見える選曲だったと思います。
バンド構成に関しては、個人的には、音のバリエーションという意味でパーカッションが入っている構成の方が好みなのかなと感じました。
昼公演のサプライズゲストは、「調整中」との発表があった時から梨華ちゃんだと思っていました(笑) ただ、梨華ちゃんが「ラブレター」を歌うものだとばかり思っていたので、圭ちゃんが歌った時は「あれっ」と思ったのですが、その直後に圭ちゃんの愛犬ぱーると一緒に登場。圭ちゃんにも秘密だったようで、舞台の後ろにぱーるを取りに行ったら梨華ちゃんがいてびっくりしていました。あと、昼公演では梨華ちゃんの音頭で「ハッピーバースデー」を歌いました。
夜公演では、ファン有志によるサプライズ企画がありました。アンコール時に先にハートがついたピンク色の光るスティックを点灯。細いサイリウムを折って棒の中に入れる仕組みのため、暗転時の拍手が小さくなったので、「コールが無いのでアンコールをやらなくてもいいのかと思った」と圭ちゃんに突っ込まれました(笑)
バスツアーが楽しかったという話で、矢口さんが「次が来年というと定期的になって、だらしない姿しか見せられなくなるから(笑)、次は20周年で。」といった時、「それまでももクロとかに流れないで応援してくださいね。」と言っていましたが、こういうところでももクロの名前を出すところがバラエティータレントらしいところです(笑) ちなみに、これに対して心の中で「流れる訳無いだろ!」と思いましたが、流石にそれをそのまま口に出すことはできなかったので大きめに拍手しておきました(笑)
トークの内容
ここまでで書いていないもので印象に残った部分を。(昼夜合わせて書いています。)発言についてはニュアンスということで。
前半の長めのMC。
内容は一年間の振り返り。ドリムス。武道館、舞台、バスツアー、ドラマなど。
2時間ドラマで水死体役をやった時は、お湯をかけてもらって撮影したが、それでもすぐ冷めて寒かった。「死体役も大変だな、と思いました。」(笑)
ドラマ「幸せの時間」の反響が大きい。一昨日(12/21)は包丁を持つシーンで終わって、「この先どうなるの?」とたくさん聞かれた。
今回の仕事(「幸せの時間」)は、皆さんがショックを受けないかと思ったりもしたがどうですか? 観客「受けてない。」保田「そう言われると逆にショック(笑)」別の観客「ショックだったよ!」保田「あれは柳由紀ちゃんだから。」
リクエストメドレー後のMC。
「今のモーニング娘。は何系?(バンドメンバーに聞くも分からず)今はこういう歌を歌っているんだ。かっこいいな。」ということで、「One・Two・Three」が好きになったとのこと。
最近は「江南スタイル」にハマっている。曲がかかったら踊りだしそう(笑)
夜公演で、弾き語りのためにピアノの前に座ろうとしたとき、圭ちゃんの「いてっ!」という声が。マイクに頭をぶつけた(?)ようです(笑)
「ラブレター」の後のMC(昼)。
ぱーるに会いたいというファンの声があったので、会場に「ダメですよね?」と聞いてみたら、ステージ上であればということで許可をいただいた。
石川「今日はガッタスの試合の後、こちらに来ました。」「でも、後方支援ですが。最近、戦力外通告を受けてるみたい(笑)」保田「私は一日で戦力外通告だから。ボールを蹴るというよりも、ボールに弄ばれてる感じで(笑)」
ドラマ「幸せの時間」、梨華ちゃんも見ている。よっすぃ〜は見ていないが、きっと見たら笑うだろう(笑) この話の時の梨華ちゃんの顔が笑っている。保田「何で笑ってるの?」(笑)
「ラブレター」の後のMC(夜)。
ぱーるの紹介。「何も芸はできないんですけど」と言いながらお座りをさせようとして床に置いたら、ぱーるが観客の方に向かおうとして、圭ちゃんが慌ててぱーるの服を引っ張って止めるとか(笑)
観客に見せて手を振ってもらうも、ぱーるは無反応。(そういえば、今回ぱーるは一回も吠えませんでしたね。)ぱーるを舞台裏に戻した後、「犬をゲストで呼ぶとこんな感じになるんだ(笑)」
クリスマスメドレー後のMC(夜)
矢口「さっきのMC、一人目のゲストはぱーるって何?」保田「いいじゃん、ヤグチもぱーるも同じぐらい(の大きさ)だし。」(笑)
矢口さんからのプレゼントは「ゼクシィ」(笑) 裕ちゃんもこれをプレゼントしたら結婚できた。でも、重さが5kg。保田「ぱーるが3kgでキャンディが2kgだから二匹分だね」(笑)
圭ちゃんが光るスティックを観客から受け取って、それを振っていたら先についているハートが観客の方へ飛んでいくアクシデント。「愛情が強すぎるから。」(笑)
圭ちゃんが動画配信の内容をよく分かっていなかったことに関連して、矢口さんが譜面台にある歌詞カード兼台本を見て「『締めのあいさつ』とか書かなくていいでしょ(笑)」「そういうこと(動画配信の内容)を書かないと。」保田「最後の最後にヤグチに怒られてしまいました・・・。」
あえて指摘しておきたい点
今回のライブ、楽しいライブではありましたがいくつか引っかかるところがあったので、それについてまとめておきます。上に書いてもよかったのですが、埋もれてしまわないように別立てで書くことにしました。
今回のライブでは、「桜チラリ」への入りのミス(夜)のような大きなミスや、歌詞飛ばし等の細かいミスがたくさんあったように思います。一回限りのライブで、リハーサル時間も限られているので、完成度を上げるには難しい面もあるとは思いますが、できるだけ完成度の高いものを見せてほしいと思います。
「もう一度 〜I miss you〜」の弾き語り、緊張のせいか間奏になると明らかに(素人でも分かるレベルで)テンポが速くなっていました。次の機会ではその辺りを修正すればもっと良くなると思います。
「君への歌 〜Always Love〜」動画配信の告知について、矢口さんも言っていたように、きちんとメモしておけばよかったのではないかと思います。M-line clubの動画(FC限定)とYouTube(誰でも見られる)の違いはものすごく大きいので。
告知と言えば、今回ライブは一般販売が出ていたのに圭ちゃんのブログでの告知が全く無かったのですが、このことはブログで宣伝しても良かったのではないかと思います。
今回は盛り上がるライブにしようという意図があったと思いますが、圭ちゃんのファンは(自分も含めて)そういう場面で積極的に声を出せる人が多くない気がします。歌を聴きたいという意識が強い人が多いのかな?
それを考えると、簡単な歌詞で(あるいはLaLaLa〜とかでも)一緒に歌える、あるいは一緒にコールできる曲を一曲作ってみるのもいいかもしれません。
握手の時の言葉
【昼公演】
けな:リクエストメドレー、ニアピンでしたけど・・・。
保田:すいません。
けな:来年は・・・「Dear My Friend」の弾き語りと、「レバニラ炒め」(笑)
保田:そうですね(笑)
けな:夜は矢口さんが来ますよね?
(以下略)
昼公演では、リクエストメドレーについて。「Dear My Friend」は一昨年のライブで(サプライズ企画に感動して)上手くいかなかった面があったので、もう一回聴きたいと思っている曲。
「レバニラ炒め」は、夜公演に矢口さんが来るということでとりあえず振っておきました。←
ここでは省略しましたが、最後の最後につまらないことを聞いてすいません(何)
【夜公演】
(写真撮影で)
けな:「32」でお願いします。
保田:あっ、これでいいのか。
けな:やっぱり圭ちゃんの歌う姿を見るのが一番いいなぁ。
けな:CDと・・・生演奏でのツアーが見たいです。
保田:そうですね!(「ツアーがしたい」というニュアンス)
けな:今年一年、ありがとうございました。
保田:来年もよろしくお願いします。
けな:よろしくお願いします。
夜公演では、素直に思ったことと今年最後ということでの挨拶を。
ライブが年に2回(2期メン周年ライブ、BDライブ)+αという現在の状況は、毎年あって幸せだと思う反面、圭ちゃんが歌う機会がもっと増えればいいなとも思います。
また、上に書いたライブの完成度に関して、どうしても一回限りのライブでは限界があるので、ツアーという形でライブ(あるいはそこで歌われる楽曲)が成熟していく姿を見たいと思いました。
ちなみに、意外と思われるかもしれませんが、今回が初めての圭ちゃんとの2ショット(他人が映り込んでいる2ショットはありますが)。昼夜で二回撮ったので、夜はポーズを付けてもらいました。撮る直前に(自分が思い出して)言ったので、ちょっと慌てさせてしまったかな?
最後に
自分は、クリスマスイブの一日の大半をライブの感想を書くのに費やすほど圭ちゃんの歌が好きです(苦爆) 自作曲のCD化、そして、それを引っさげたツアー。そんな夢が叶うことを心から願っています。