鞘師里保さんのモーニング娘。卒業にあたって思うこと

昨日のカウントダウンライブ第1部をもって、鞘師里保さんがモーニング娘。を卒業しました。鞘師さん、卒業おめでとうございます。


鞘師さんがモーニング娘。というグループにどれだけの功績を残してきたかは、今ここで語るまでもないでしょう。その功績に対しては「今までありがとう」の一言です。
10/29の卒業発表以来、鞘師さんが語った言葉やインタビュー記事などで鞘師さんの思いを知りました。その思いについてはファンの一人として応援して、留学から帰ってパワーアップした鞘師さんの姿が見られることを楽しみに待ちたいと思います。


以下、個人的な思いで人様に読ませるような代物ではないのですが、個人的に記録として残しておきたくて書いた部分です。




ということで、ここで改めて書いておきたいと思ったのは、「注目メンバー」という形で鞘師さんの名前を挙げて見てきた自分自身の気持ち。


正直、「申し訳ないな」という気持ちしか無かったです。卒業が発表されても、卒業までの2か月は既に他の予定が一杯あって(特に、11月はアンジュルムのホールツアーがありました)、鞘師さんの(モーニング娘。の)イベントにはほとんどどこにも行けない状態でした。卒業発表の時点で、将棋で言う「詰んだ」という感覚。そして、そこで「他の予定を振り替えてでも・・・」とならなかったところで、自分はやはり鞘師さんが一推しではないのだな、と改めて痛感させられました。


そんな葛藤がありつつも、12/8のツアーファイナルと12/29のリリースイベントを見ることができました。何回行くかとかどこに行くかとかは、所詮自己満足の世界なのですが、最低限としてこの二つだけでも見られて良かったと思います。


自分にとって、鞘師さんはモーニング娘。ファン、ハロプロファンとしての自分の方向性を変えたメンバーです。ファンになってから10年近くずっと「保田圭さん一推し、安倍なつみさん二推し」で過ごし、二人のハロプロ卒業(2009年3月)後は現役のハロプロは遠くから見る感じで、と思っていた頃に加入したメンバー。鞘師さんがいなければ、自分は今どんなスタンスでハロプロを見ていたのだろうか、きっと全く違うスタンスになっていたんだろうな、と思います。


鞘師さんが留学を終えて復帰することになった時、自分はどういうスタンスで鞘師さんのことを見ていくのか。特に注目するメンバーとして鞘師さんの名前を挙げた2011年の年末、何故鞘師さんを(狭義の)推しにしないのかについて、次のように書きました。

まだ娘。に入ったばかりの鞘師さんに対して、「『一生』応援する」と宣言する覚悟は自分にはできません。では、どの時点であれば「一生」となり得るか、それはおそらく娘。卒業後の方向性が見えた時だと思います。だから、鞘師さんは今は推しではなく、推しにするかどうかを判断するのはこの先数年かけてということになります。


あと、現在の自分の生活と自分が今圭ちゃんやなっちに対してしていることを併せて考えると、鞘師さんを推しメンに加えたらどこかで破綻する気がします(笑)


http://d.hatena.ne.jp/omoide22/20111230#1325261860


これを書いてから4年が経ち、自分にとって、メンバーやグループを応援するにあたって「歌」が一番重要だ、という認識がさらに深まりました。鞘師さんの活動は、今後ダンスを中心に据えた方向性になりそうなのですが、それを踏まえると、自分のスタンスは「まだ分からない」というのが正確な答えでしょう。でも、ソロ歌手としての今後への期待を込めて、現時点での答えは「今までと変わらない」にしておきたいと思います。


(PS) 今、アンジュルムの現場(ライブ、イベント、舞台等)に一番多く行っていて、何とか全体の回数を増やさずにいられるのは、圭ちゃんが結婚して圭ちゃんの現場の数が減ったからです。昨年末になっちが結婚したということは、2年半後にはその枠が空いてくるかもしれませんね(笑)