クリスマスイブイブの娘。OGライブに続いては、クリスマスのなっちCDS*1の感想を。
去年に続き恵比寿 act＊squareで行われたライブ。個人的には、これが今年最後（カウントダウンライブLVを除く）のイベントでした。
セットリスト
01 サンタが街にやってくる
02 winter wonderland
03 光へ
04 息を重ねましょう
05 33〜Smile Life〜
06 サリー・ガーデン〜風と少女〜
07 ローズ
08 あなたに会えたなら
09 Let It Go〜ありのままで〜（※ワンコーラス、この公演のみ）
10 スイートホリック
11 夕暮れ作戦会議
12 Best Friend
E1 愛しき人
E2 白のワルツ（※バンドなし）
内容の感想
今回は、今年発売された2枚のアルバム「Smile…」と「光へ -classical ＆ crossover-」の曲が中心のセットリストでした。
演奏は和田さんをバンマスとするいつものメンバー（ドラムス中村優規さんのみ初参加）だったので、クラシカル・クロスオーバーの曲も10月のライブ（クラシカル・クロスオーバー SPECIAL LIVE）の時と違って、ある意味“馴染みがある”感じがしました（笑）
http://www.abe-natsumi.com/blog/?BID=4090&year=&month=&cn=dt
「33〜Smile Life〜」を歌ってくれたのは嬉しかったのですが、1番の後半が知らない間に2番の歌詞に替わっていました（泣）
「あまり今年何が流行ったかとかには疎いんですけど・・・。」「ここで、歌いたいと突然思いついて、始まる数分前に和田さんに言ったら、『やったことがある』とのことだったので、サプライズとして歌いたいと思います。」というような流れで歌った「Let It Go〜ありのままで〜」。「いざイントロが流れ始めたらめちゃくちゃ緊張した（笑）」とのことですが、リハーサルなしの即興でもしっかりと聴かせるところは流石だなと思いました。
最後の「白のワルツ」はバンド生演奏ではなく、音源にのせての歌でした。元々がボーナストラック的にアルバムに入れられた曲。あえてバンドの演奏にしなかったのは、元の（CDに収録された）ストリングスの音色にこだわる意味と、このライブのボーナストラックであるという意味の両方が込められていたのかな？
アルバム「光へ・・・」のブックレットに「すてきなクリスマスを彩る1曲になれば幸いです。」と書かれていますが、まさにこの言葉の通り、すてきなクリスマスを彩る1曲でした。
その他の感想
今回は開場時間を少し過ぎた頃に着いたので、入場まで20分ぐらいかかりました。そのため、バイキングの食事があまり残っていませんでした（泣）
座席は中央前寄りでした。去年は端の方で音響的に最悪の位置でしたが、今回はこの会場独特の音の響きを感じることができました（会場が円形で、音の響き方が他の会場と比べて独特だと思います）。
そういえば、去年のライブの感想で会場にトイレが少ないと書きましたが、よくよく会場のHPを見てみたら、1階にたくさんありました。去年使ったのは3階のトイレでしたが、何故1階にあると言ってくれなかったのだろうか・・・。
最後に
「Best Friend」でしっとり締めたと思ったらアンコールの「愛しき人」で突然大合唱になったり、最後のしっとりした曲の間奏で叫ぶ人がいたりと、“あり得ない”ことがあっても心の中で普通に対応できるようになるぐらい、この10年間でなっちのファンとして鍛えられたんだなと感じました（笑）
それはさておき、今年はなっちのソロ（娘。卒業）10周年という節目の年。舞台出演も何本かありましたが、2枚のアルバムリリースに久しぶりのソロツアー。そして、「光へ -classical ＆ crossover-」で日本レコード大賞企画賞を受賞。歌手・安倍なつみとしてとても充実した1年になりました。
こうやってなっちが歌を届けてくれる機会がたくさんあることは、ファンの一人としてとても嬉しいです。そして、今回のライブ、今年一年の締めくくりとして本当に良いライブだったなと思います。
