演劇女子部公演 ミュージカル「LILIUM -リリウム 少女純潔歌劇-」(6/10、6/14 3回目)

モーニング娘。'14(譜久村聖鞘師里保鈴木香音石田亜佑美佐藤優樹工藤遥小田さくら)、スマイレージハロプロ研修生田辺奈菜美加賀楓佐々木莉佳子)出演のミュージカル。


6/10の公演を見に行きました。パンフレットを買おうと思ったらグッズ列に長い行列ができていたので、6/14に買いに行くことにして、せっかくなので3回目の公演の当日券チケット列にも並んだら抽選で当たったので、合計2回見ることになりました。


「LILIUM」の世界観の他に、以前に上演された「TRUMP」という舞台と合わせた世界観もあるようです。だから、内容について「この場面はこういうことなのかな?」といった感想は書きにくいので、とても簡単に思ったことを書こうと思います。


(以下、ネタバレあり(具体的なネタバレはあまり無いとは思いますが)。)













「不老不死」なんていいこと無いよな。


以上。








流石にこれだけでは何なのでもう少しだけ書きますが(笑)、「不老不死」に真正面から焦点を当ててしまうと、いくら考えてもどうしようもない。そういう意味で、とても重い話だなと。1回目を見終えた時、正直言って、内容的な重さを考えるとこの話を2回見たいとは思わなかったです。
でも、2回目を見る機会に恵まれて、リリーとスノウの結末は何故異なるものとなったのか、そこにはダンピール(=吸血種と人間の混血)であるマリーゴールドの存在が関係するのかしないのか、といったところからいろんな解釈ができるのかな、と感じることができ、より内容に対する理解が深まったと思います。


出演メンバーについては、パンフレット内の演出家のコメントからも分かるように、一人一人のスキルや個性を踏まえた役柄が与えられています。その中では田村さん(マリーゴールド)は別格かもしれませんが、全員が期待に応える演技を見せているのではないかと思いました。

おまけ

最後の方でチェリーがノートを開いたときにローズが写真を発見する場面で、6/10はその写真が床に落ちたのでわざと落としているのかと思いましたが、6/14の3回目はそこに挟まっているという設定で話が進んでいきました。その場の状況でどちらでも対応できるようにしていたんですね。


チェリーとカトレアがイニシアチブの説明をする場面、6/14の3回目はスタンディングオベーションを要求(笑) あの内容の舞台でなかなか思い切ったことをするな、と(笑)
ちなみに、タイトルの言葉はこの時の「モーニング娘。'14とスマイレージとかけて『上も嫌、下も嫌、右も嫌、左も嫌』と説く。その心は、『中(仲)がいい』でしょう。」から。