「朗読劇 私の頭の中の消しゴム 4th letter」(安倍なつみ出演)(5/3 夜)

これまでに舞台は結構見てきましたが、朗読劇という形式は初めてでした。結論から言うととても良い作品で、機会があればもう一度見に行きたいと思いました。


もっと言うと、いつか圭ちゃんにも出演して欲しい作品です(笑)


以下、感想を簡単に。(ネタバレ少しあり?)









内容の感想

今回の舞台の内容は、浩介と薫の二人が出会ってから結婚、そして、薫が若年性アルツハイマー病に侵されて完全に記憶を無くしてしまうまでを、二人が日記を読むという形式で綴られた物語です。キャストは回替わりで、私が見た回は浩介役が福士誠治さん、薫役がなっちでした。


朗読劇ということで、舞台演出は最小限。二人の動きも少なく、ただ淡々と二人の朗読を聞いているのだけれども、心は二人の物語の世界の中に入っていくという感じでした。でも、「淡々と」の中にも笑える場面があったり、悲しい場面があったりしました。(途中2回位、突然込み上げてくるものがありましたが、泣くのはなんとか耐えました。)
公演後、会場から出ていく観客に何となく切なさが漂っていた感じがしました。上手く言えないけれど、いろいろな感情や心の動きを深層的に感じることのできる作品だったなと思います。

なっち推しとしての感想

なっちについては、かなりカミカミでしたが(汗爆)、なっちらしい喜怒哀楽の表現が見られて良かったです。途中で涙を拭う場面もあり、かなりの熱演でした。