あれから10年 太陽とシスコムーン LIVE 2009 Last & New Decade(10/4 昼)

ライブ開催決定以来、ずっと楽しみにしていたライブ。最近、推しメン関連のイベントは行くことが必然であるかのようになっているので、今回のライブはそういった意味で久しぶりに“行きたい”と思うライブでした。


会場に着いて、まずはタオルとTシャツを購入。Tシャツを買うかどうかはデザイン次第で決める予定でしたが、パッと見てライブTシャツだと分からないところが購入の決め手(笑爆)


200番台後半で入場後、コインロッカーに荷物を預けたりして会場に行くと人でぎっしり。2nd Level(一つ目の段差)に不自然に空いているところがあったので疑問に思いつつそこへ。そこの前は長身の方でした(なるほど)。でも、中央が見づらいことを除けば、アーティストと同じぐらいの高さなのでとても見やすかったと思います。ライブ中は、なるべく3人とも視界に入るように左右に揺れていました(笑)


3rd Level(二つ目の段差)の半分はDVD撮影用のカメラスペースで、その後ろ(4th Level)が招待席でした。公演前後はカーテン区切られていてたので、誰が来ているかは分かりませんでしたが、昼公演では信田さんのご家族が来られていたようです。夜には裕ちゃん、かおりん、なっち、圭ちゃんら元ハロプロメンバーが見に来ていたようですね。あっ、圭ちゃんビール解禁おめでとうございます♪(笑)


前置きが長くなってしまってすいません(汗) ここからが本編です。


演出、パフォーマンス、トークに関する感想

開演直前、メンバーによる公演中の注意事項が。その中で、「PPPH、ダイブ、モッシュ等は(進行上の妨げになるので・・・だったかな?)ご遠慮ください。」という注意が(笑) このときは半分シャレ位に思っていたのですが、よく考えてみると、ダイブやモッシュは危険なので分かるとしても何故PPPHが?
ただ、このことが自分にとっては大きいことだったように思うので、このことについては後から別に書きたいと思います。


天井にはミラーボールが。ステージもミラーボールを意識した形の背景(これは元々そうなのかもしれませんが)。オープニングではそのミラーボールから光が出て、いかにも太陽とシスコムーンらしいオープニングでした。


今回はRuRuさんが不参加でしたが、以前のライブの未公開映像とVTRコメントがありました。そのコメント明けの曲が「DON'T STOP 恋愛中」。最初のRuRuさんのパートの音源を流して、その流れで3人が登場するという演出が心憎いです。あと、衣装替えの次に「宇宙でLa Ta Ta」を歌い、最初のRuRuさんのセリフを生かすところなどにも、4人で太陽とシスコムーンだということを意識させる部分がありました。


「宇宙でLa Ta Ta」といえば、信田さんのバク宙。あのスペースではできないと思っていたので、これには本気で驚きました。流石は元オリンピック選手です。


稲葉さんのダンスは流石の一言です。特に、後半の盛り上がる曲の時の激しさは他の二人とは格が違います(笑) それに比べると小湊さんは・・・となってしまうのですが、約9年のブランクからよくここまでできるようになったと思います。


歌に関しては文句無しです。メガベストの曲以外は知らない曲でしたが、盛り上がる曲、聴かせる曲といろいろ聴けて良かったです。オーディションで歌った洋楽の曲についても、本人たちは不安そうでしたがとても良かったと思います。


本編のトークでは、サンフランシスコ合宿で「サンフラン」チームがランニングしていた道がものすごく急だったとか、信田さんが途中から「シスコムーン」チームに移ったら「シスコムーン」は穏やかだったとか(笑)


アンコールのトーク信田美帆講演会(笑) これも後で触れます。


アンコール終了後、ダブルアンコールの形で3人が再び登場し、写真撮影をして終了。最後は稲葉さんの豆知識で終了・・・だったのですが、内容は何でしたっけ?(汗)

観客の声援等に関する感想

以前のエルダーコンで「ガタメキラ」を聴いた時、「盛り上がり方はどうすればよいのかな?」と思っていたのですが、それが今日解決しました。
「ガタメキラ」のサビの「♪ガタメッキッラ〜(Gotta Make it Love)」の部分は「メ」と「ラ」の“2段ロケット”で飛べばいいらしいです(笑) “2段ロケット”で飛ぶ曲は今までに経験が無いですね。他のハロプロ系の曲で何かありましたっけ?
ちなみに「I'll never give up 〜〜〜ダラッダーララ」のコールもお忘れなく(笑)
と書きましたが、これを次に実践できる機会はあるのでしょうか・・・。


今回の手フリは、アーティストの振り方と逆方向(=同じ方向に手がある)で手を振る人が多かったです。最初はそうでもなかったように見えたのでアーティストと同じ振り(=反対方向に手がある)で振っていたら、本編最後にほとんどの人が逆方向に振っているのを見て、内心「しまった!」と思いました(汗笑)


本編が終了してすぐに起こった「太陽&シスコムーン Let's Start!」コール。アンコールのMCでも触れられていましたが、このコール、太陽とシスコムーンならではのコールで良いですね。

けなホールA。としての感想

「楽しかった。」「しっかりと楽しめた。」「本当にいいライブだった。」「ライブに参加できて良かった。」・・・


書き方はいろいろあります。では、何が良かったのか。それを解く鍵が冒頭の「whole」なのかな、と思います。


●メンバー個々でなく全体

Tシャツの色。今回、何色か発売されていますが、メンバー別ではありません。ということで、メンバー云々にとらわれずに色を選べます。
PPPH禁止。ということで、曲中のメンバーへのコールはありません。どうも自分は未だに推しメン以外のメンバーの名前をコールすることに照れを感じてしまうので、そういう意味でのハードルが一つ下がることになります。
また、(時と場合によりますが)PPPHは、それよってライブの雰囲気を壊すことがあると感じます。(この辺りの考えについては、いつもここを見ていただいている方にはお分かりいただけるかと思います。)今回のライブは楽しむことが主眼にあるため、もしPPPHがあったとしてもそれほど致命的にはならなかったかもしれませんが、音楽を楽しむという意味ではPPPHは不要だということを改めて確認できたライブだったと思います。
これらの例をはじめとして、太陽とシスコムーンのライブのために集まった、メンバー推しの集合体ではない空間が自分にとっては心地よかったのだと思います。


●2009年10月4日に至るまでの全体

ASAYANのオーディションで太陽とシスコムーンというユニットが誕生したこと。ASAYAN視聴者としてこのユニットの誕生から解散までをずっと見てきているという意味で注目度が高い訳で。
私がファンになった頃には、当然ユニットは解散していた訳ですが、ユニット解散後も稲葉さん、そして圭ちゃんや他のハロプロメンバーが歌う太陽とシスコムーンの曲を聴く機会があったこと。ユニット活動当時はぶっちゃけ“お水系”というイメージでしたが(汗爆)、結構いい曲がたくさんあるじゃないかと。
去年のハロショイベントで稲葉さんに「また(稲葉さんの)歌を聴かせてください」と言いながら、ハロコン以外でそれが実現していなかったこと。これは今回実現して本当に良かったと思います。
今回のライブ開催決定は、メンバーの行動とファンからの署名のおかげだということ。自分はどうしようかと思っているうちに署名が終わってしまった訳ですが(汗)、メンバー4人の、そしてファンの力で今回のライブ開催にこぎ着けたことにとても大きな意味があると思います。
そんな太陽とシスコムーンの2日限りの復活ライブ、行って楽しくない訳が無いじゃないですか(笑)

信田美帆講演会」に関する感想

個人的な思いをぶちまけたまま終わるのも何なんで、これを最後にしました。「信田美帆講演会」と書きましたが(笑)、もちろん稲葉さん、小湊さんの話の内容も含みます。


最後の挨拶での3人の話。いろんな話がありましたが、それらをまとめると「後ろ向きにならず、前向きになろう」ということかな。最初は「絶対できない」と思っていた太陽とシスコムーンの復活を、本人曰く一番「できない」と思っていた小湊さんが他の3人に再結成を呼びかけ、それがきっかけでいろんな方の協力を仰ぎながら今回のライブ開催にこぎ着けたこと。今回のライブで、きっと3人が前向きになることの大切さを強く感じたのだろうと思います。


そして、そんな3人、いや、4人の今回のライブに対する気持ちを受け取って、これからの10年を前向きに生きていきたいと思います・・・とでもまとめれば収まりがよいでしょうか(笑爆)


夜も更けてきて段々イタい文章になってきた気がするので(汗)、この辺で終わりにしたいと思います。次は結成20周年で4人のライブが見られるといいですね♪ ということで、これからの10年(New Decade)に向けて「太陽&シスコムーン Let's Start!」