ミュージカル「白蛇伝−White Lovers−」(11/19 夜)

今日は20列センター。後ろの方でしたが舞台の全体が見られる位置でした。
席の位置の関係か、音響も前回より良かったです。
前回はバックの音が大きすぎて歌が聞こえないことがありましたが、
今回はちょうど良かったです。


あと、今日はDVD収録をしていました。そのことは事前に知っていたのですが、
荷物チェックが終わって前を向いたらカメラで撮られていてびっくりしました(笑)


会場の入りは9割位。左右の後ろ3、4列以外は埋まっていました。



(ここからネタバレ)







普段同じコンサートツアーや舞台に2回行くことはほとんど無いのですが、
先週見に行って何か「消化不良」だったので思い切って今週も行ってみました。

その他もろもろ

をまず先に。


2回目ということで、初見では追いきれなかった部分もいくつか分かったりして、
やっと話の内容が理解できた気がします。


最後に須佐が天帝と戦いに行くというくだりの布石が冒頭の須佐のセリフにある
ところなどは、初見で理解するのは無理です(爆)


白娘と初めて会って放心状態の許仙に憂波が声を掛けるシーンは前回よりも長めで、
しっかり笑いを取っていました(笑)


桝川さん(法界役)のブログになかなかダブルカーテンコールがなくて寂しい
というようなことが書かれていましたが、今日はDVD収録ということもあってか
ダブルカーテンコールでした。ダブルカーテンコールは、コンサートのラストで
いつもやっている手を上げて下ろす動作を出演者全員でしました。
後ろから走ってきてという訳には行きませんでしたが(笑)

続・安倍なつみは「安倍なつみ」だった

白素貞として、白娘として、いろいろな場面での各々の感情表現は流石だな
と改めて思いました。そして、それを表現する「歌」が良かったと思います。
最初と最後に歌う「愛がある場所」から帰ってきた安倍−福田コンビ(違)の曲
(「妖かしの宝珠」)まで、バラエティーに富んだ曲を歌いこなせるのは流石です。


あと、前回

結局、安倍なつみという人は舞台女優としても光るものを持っているとは
思うのですが、「安倍なつみ」の雰囲気を消しきれないが故に、歌中心で
いろいろな活動していくという現在の活動方針が一番合っているのでは
ないか、というのが今回の一番の感想です。

と書いた後で、なっちファン以外の方が見たら今回の演技はどう見えるかな、
と考えてみたのですが、本職の舞台女優ではないという視点で見れば十分合格点
を与えられるのではないかいう気がします。


本当はもっと書きたいことがあるのですが、時間が無いのでこれくらいにして
おきます。(間接的にはここで書きたいことは大体書いているような気はします。)

結局「白蛇伝」の何を面白いと感じたのか

前回見に行って、このことに対する答えが自分の中で分からなかった、
というのが先に「消化不良」と書いた理由です。先週の感想に
「(感想の)内容が薄い」と書いたのにはそういう理由もありました。


そして、それから一週間経ってようやくたどり着いた答えが
「白素貞/白娘の歌が中心となって作られる、『白蛇伝』の世界観」です。


一言で「雰囲気」とか言ってしまえばそれまでなんですけど(爆)