「新歌舞伎座新開場記念 早乙女太一特別公演」(安倍なつみ出演)(2/20 昼)

大阪のみの上演なので最初は見に行く予定は無かったのですが、最近帰省していないということで、帰省がてら両親を招待して見に行ってきました。


以下、舞台の感想(ネタバレ少しあり)です。今回は簡単に・・・











というのも、今回の舞台は大衆演劇(明確な分類はできないでしょうが)で、いつも見ている舞台(商業演劇、小劇場演劇)とは種類が違うので、正直どんな風に感想を書くかが難しいのです(汗)


※演劇の分野
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%94%E5%8A%87#.E6.BC.94.E5.8A.87.E3.81.AE.E8.AB.B8.E5.88.86.E9.87.8E

第一部「狐笛のかなた ―ふたつの魂―」

二部構成の第一部は演劇。中世の春名ノ国と湯来ノ国との争いを舞台とした、霊孤・野火(早乙女太一)と人の思いが聞こえるという能力を持つ小夜(安倍なつみ)の二人の物語です。
パンフレットによると原作はストーリが複雑だそうなのですが、今回の脚本はストーリーが分かりやすく、面白い作品だったと思います。


あと、(後ろが見える)網の幕に地図が書いてあったので話をイメージしやすかったです。そういったことをはじめとして、花道のせり上がりで狐(野火)が人間の姿に変わって登場するシーンなど、普段見ることの多い小劇場での舞台とは違った、大劇場ならではの舞台装置を使った演出が印象的でした。

第二部「早乙女太一舞踏ショー 残雪の華

第二部は舞踏ショー。女形としての早乙女太一さんの舞台を見ることができました。良かったとは思いますが、具体的な感想をと言われるとなかなか難しく、今回はただただショーの世界を堪能したという感じです。


ショーの中には、なっちの歌もありました。普段とは全く違う曲調やシチュエーションで苦労しているとは思いますが、良い歌を聴けたと思います。
あと、「所作や台詞など慣れないことがたくさんあって、・・・」とパンフレットにも書いてありますが、ショーを見ていて、肩を揺らさずに走るのは大変だなと思いました。花道を走っていくなっちの肩が微妙に揺れていたので(汗)


ショーのフィナーレは、早乙女さん以外の全員が出て来て踊り、最後に早乙女さんが出て来て終了、カーテンコールは早乙女さんのみの登場でした。最後に全員出て来て挨拶する場面が無かったので「あれっ?」と思いました。