音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2009 〜5周年〜
安倍なつみ Summer Live Tour 2009 〜やっぱりスニーカーがすき!〜
今夜はMilky Way スペシャル!!
「湘南新宿ラインって便利だな〜(笑)、たった2時間半で高崎から大船まで着いちゃうよ〜(泣)」と感じながら大船からさらに横須賀線で12分の逗子まで行ってきました。
会場に着いて、とりあえず「おとなっちフレグランス」を購入(←何で?) でも、これがどんな経緯でできたのかよく分からないので(爆)、今度忘れなければDVD MAGAZINEを買ってみたいと思います(笑)
その後、8さんと“なち”えもんさんと合流。猫。さんとどせーsanはいらっしゃらないのかな?と思っていましたが、しばらくして現れました(ノ∀`) 皆さん、お疲れ様でした♪
(以下、ネタばれ)
世界一(?)海に近いライブハウス
逗子海岸の海の家が並ぶ中、それも会場から10メートルも歩けば海水に手が届く位の位置に立っていてちょっと驚きました。この日は風が強く、ライブ中も時折会場の中に海風が入ってきて心地よかったです。また、地面が砂浜そのままだったり、窓が開いているので陽が沈んで空が暗くなっていくのが分かったり、(MCでもなっちが触れていたように)波の音が会場の中まで聞こえてきたりして、屋内ではあるのですが野外ライブに近い感覚でした。
あと、私は後ろの方だったのでそうでもなかったのですが、前の方は椅子の間隔が狭かったようで、全員が座ったまま曲を聴く形になりました。なっちが不思議に思ったのか、途中のMCで「立たないの?」と聞いていました。
終演後、ドリンク引き換え券でスペシャルドリンク(ノンアルコール)を飲みました。というか、500円以下の飲み物としか引き換えられないという理由から、ほとんど全員がスペシャルドリンク(ノンアルコール)を注文していました。最後の方は材料が無くなりかけていたらしいです(笑)
MCの内容から
今日は七夕ということで、なっちとバンドメンバーの方が短冊に願い事をかいて舞台の脇の笹に吊るしていました。
バンドメンバーの願い事は、
徳武さん:美味しいイカに出会いますように。
都留さん:(都留さんの)韓国公演が成功しますように。
和田さん:イチロー選手が8年連続200本安打と首位打者を達成しますように。
なっちの願いごとはこちら↓。
http://www.abe-natsumi.com/blog/?m=20090707
あと、なっちが自分のことを「織姫」といって自分で照れていてのが印象に残っています(笑)
バンド
ということで、ここからが今回の感想の本題です(笑)
今回は、「初週の公演が終わった後にファンのブログ等で感想を読んだ和田さんがきっとカチンと来たんだろうな」と思うほど(?)いろいろと挑戦を行っているようです。
(和田春彦さんのブログ「バンマスのぼやき」 http://harukko45.exblog.jp/ )
一度聴いたぐらいではそのすべてを感じることはできませんが、一番分かりやすいところでは、今回はパーカッションの代わりにバイオリン&アコーディーンの都留さんが入っているところでしょうか。どの曲か忘れてしまいましたがバイオリンでリズムをとる曲があったり、「空 LIFE GOES ON」ではバイオリンが入ると一味違うなと感じたり、と印象に残る部分が結構あったように思います。
曲別の感想
●微風
2月のライブには行けなかったので、個人的には生での初聴きとなりました。この曲についてはこれからどんな風に曲が育っていくのか注目しているのですが、今回聴いたものがその基準になっていくであろうと思います。
ただ、惜しむらくはこの曲が最初の曲だったので、なっちの声の調子が上がっていなかったことでしょうか。
●せんこう花火
今回のスペシャル用の曲だったようですが、この曲が聴けて純粋に良かったと思います♪
最初、この曲を聴いて何か違和感を感じ、「原曲の方がいいな」と思ったのですが、しばらくしてアレンジで曲調が変わっていることに気付きました。
アコーディオンが奏でる牧歌的な伴奏はなかなか新鮮、というか「こんなアプローチもありなのか」と思いました。
●くちびるで止めて
和田さんには申し訳ないのですが、和田さんのハモリのキーが高くて苦しそう(?)だったのが気になりました(汗)
●恋のテレフォンGOAL
こちらも今回のスペシャル用の曲。そのために「恋にジェラシー申し上げます」が外されてしまったのは残念ですが、とても盛り上がっていたのでこれはこれで良かったと思います。
みんなが座っているにもかかわらず「ジャンプ!」と煽るなっち(ノ∀`)
とりあえず、少しだけ椅子から腰を浮かしてみました(笑)
この曲はライブでは久しぶりですね。さんざん盛り上がった後を締めるこの曲。いろいろなシチュエーションと相まって、今回のライブではこの曲が一番印象に残りました。
セットリストの構成
今回のなっちコンで一番感じたこと。それは、「セットリストの構成」についてです。ただ、自分以外のここを読んでくださる方にとってはあまり関心が無いことかもしれないので、一番最後にこの項を持ってきました。
今回は、前半は聴かせる曲が中心、後半は盛り上がる曲が中心というように、明確に区別されていた感じがします。そして、その切り替えのタイミングが衣装替えであったところが印象的でした。
何故こんなことが一番印象に残るかというと、なっちコンにおける「盛り上がり」という部分がいつも自分の心の中に引っ掛かっていて、今回もその点がどうなるのか心配していたからです。聴かせる曲の中に突然盛り上がる曲が入ってきて、それを聴いた観客が条件反射のように「Oi! Oi!」と言い出すのを聞くと凄くテンションが下がってしまうのです。(例えば、去年のバースデーコン http://d.hatena.ne.jp/omoide22/20080811#1218473759 のように。)
そうは言いつつも、ダメだとばかり言っていても仕方が無いという気持ちもあるので、自分の願いとは別にどこかで折り合いをつけたいと思っています。(ここで意地を張って私がなっちコンに行かなくなっても、誰も得する人はいませんし(笑))
そんなことを思いつつ迎えたこのコンサート。衣装替えを境に一気にトップギアに入って最後まで持っていったように感じました。このような構成は公演時間が短め(1時間30分位)だから可能だったのかもしれませんが、「ここまではっきりと聴かせる部分と盛り上がる部分を分割してくれれば、盛り上がる部分では割り切って盛り上がってしまってもいいのかな。」そう感じさせてくれるコンサートだった気がします。
おまけ
上で触れた、和田さんの横浜公演後の記事を改めて読んでみました。
http://harukko45.exblog.jp/10390601/
「なっちコンの歴史は、落ち着いて聴きたい派と盛り上がりたい派のせめぎ合いの歴史」
この構図はまだまだ続きそうですね(笑)