「リボーン〜命のオーディション〜」(10/16 1回目)

ここからは、先週見に行った舞台とライブの感想です。


1回目ならドリムス。コンに間に合いそう(逆に言うと行くならばこの回しかない)ということで、当日券目当てで会場に行ってみました。当日券の抽選は約4倍の倍率でしたが、運良く当選し、舞台を見ることができました。座席は招待席の開放(?)で、かなりいい場所でした。


(以下、ネタバレ)











内容の感想

ほとんどがオーディションシーンで場面転換が休憩のシーンの1回しかないなど、話の進み方が普通の舞台とはかなり違って何か不思議な感じを受けました。あと、“ミュージカル”というほど歌の場面は多くなかった気が(笑)


話の中身は、10人の偉人とべべという無名の人物の計11人が、10個の命を求めてオーディションを行うというものでした。“ファミリーミュージカル”ということで、結末に至るまでの流れは序盤で大体予想が付いてしまうほど(笑)分かりやすく、「べべ→手塚治虫」という結末に向けて張られた伏線がよく考えられているなと感心しました。


舞台を見た後で、脚本が散歩道楽太田善也さんだと知りました。以前圭ちゃんが出演した「レモンスター」や「ロマンチックにヨロシク」の主題をぼかして見た人に考えさせるような脚本と全く違っていたので驚いたのですが、太田さんの脚本だと言われれば感覚的に納得できる部分もあるような気がします。


メンバー別の感想としては、新垣さんと田中さんは流石の演技。9期メンバーの役は当て書きだと思いますが、メンバーの特徴が上手く活かされた役柄だったと思います。少しずつ経験を重ねて、そこから多くのことをどんどん吸収していって欲しいと思います。あと、工藤さんは役柄が実際の性格と正反対のような気が(笑)

クローズアップ鞘師

↑とりあえず「新コーナー」はこんな名前で。


今回の役柄(シェイクスピア)は男性で冷静な人物の役でしたが、その雰囲気はよく出ていたのではないかと思います。


鞘師さんはまだ舞台の経験が浅いので、これからいろいろなことを学んで成長していくであろうと思いますが、1点だけ気になったことを書いておきます。
既に指摘を受けているようですが、滑舌には課題があると思います。たまに台詞がごにょごにょとなって聞き取りづらい時があったので、そこは意識してはっきりと台詞を言えるようになると良いなと思いました。

光井さん→田中さん

当初は光井さんが出演予定だったこの舞台。光井さんの怪我のため、田中さんが代役として出演することになりました。


田中さんの演技を見ていて、「この役を光井さんにやらせたかったな」と感じました。舞台の仕上がり、興行面といった田中さんに変わったことによる効果はあったのかもしれませんが、光井さんの将来を考えると悔やまれる降板だったと思います。


と舞台を見た時は思ったのですが、後になって田中さんに交代したことによる“怪我の功名”に気付きました。それは、新垣さんと田中さんとの関係(笑)


という訳で、今回の舞台は、光井さんにとってもモーニング娘。にとっても見えないところでターニングポイントとなっているかもしれませんね。

その他

当日券の抽選で何故か当たりくじが予定より少なかったようで、再抽選が行われました。当日券の抽選に並んだのは初めてでしたが、珍しい光景を見た気がします。


最後の歌の時だけサイリウム使用可ということで、ドリムス。春コンの時に買った赤の電池式ペンライトを地味に(?)持ちながら手拍子していました。とりあえず赤の使用機会が増えて良かったです(笑)