安倍なつみ 秋ツアー2010 〜Autumn voice〜(9/19 昼、夜)

当初は夜だけの予定でしたが、急遽昼公演にも入ることにしました。少し早めに行ったらファミリー席が2席だけ余っていたので、ファミリー席を購入。ちなみに、夜公演ではなっちに睨まれていた人の隣でした(何爆)


(以下、ネタバレ。これからこのツアーに行かれる予定の方は、ネタバレ回避をお勧めします。)








トークで印象的だった部分

ネタバレ回避の人が誤って次の項を見てしまわないためのクッションとして、先にこちらから。


バンドメンバーへの質問コーナー。昼「楽器以外での趣味」、夜「好きな秋の味覚」でしたが・・・、徳武さんの「イカ」にすべて持って行かれた感じですね(笑)
あと、昼公演での和田さんのザッケローニ監督が云々の部分をなっちがさらっと流そうとした部分とか、夜公演での裏なっち発動とか、いろいろと面白かったです。


昼公演のグッズの紹介で「まぁ〜、大して考えてないんですけど。・・・いや、凄く考えて作りました。」って、おいおい(笑)
あと、夜公演でなっちが「自分もピーナッチクッションを持っているけど、(ボロボロにされないために)めるに見つからないように隠している」と言っていましたが、それだったらもう一個買えばいいんじゃないかとかいう話が公演後の飲みの時に上がっていました(爆)


それではそろそろ本題の方に・・・。









今までのなっちコンの中でも一二を争う位印象的な演出

「映画仕立てのストーリーで」といった感じの前振りの後、メドレーの前奏が。そこに「Memory 青春の光」のフレーズが混ざり、その後「ちょっとずつね。」からメドレーが始まります。そこから「腕組んで帰りたい」「晴れ 雨 のち スキ」「やんなっちゃう」と続き、最後は「Memory 青春の光」。


うん、なるほど。いろいろと新しいことにチャレンジしようとしているんだな。


と思った次の瞬間、「♪乾い〜た空に 続く坂道〜」との声がアカペラで響きます。「夢をあきらめないで」、まさに大どんでん返しのフィナーレ。


「やられました。」まさにその一言です。これを聴いただけでも今回のツアーに行った価値があったと思います。

全体の感想

どうしても真っ先に書きたいぐらいメドレーの演出は印象的でした。メドレーに関して思ったことは他にもあるのですが、それは後述「なっちコンについて思うこと」のところで触れることにして、その他の感想について書きたいと思います。


今回のセットリストでは、最初の2曲と後半の数曲に盛り上がる曲が配置されていました。昨年のツアーでは、前半おとなしくて後半開始時にゴーサインが出るという流れでしたが、昨年のように盛り上がる曲は固めた方が、盛り上がる曲と落ち着いた曲の住み分けという点では対応しやすい感じを受けました。この辺りのことについても、後ほど触れたいと思います。


あと、昼夜通して歌詞の間違いがちらほら見受けられたような気が(汗) そして、夜公演の最後の方はなっちが若干バテていた感じを受けました。前日に体調を崩していたようなので、体調が完調で無かったのかもしれませんが。

曲別の感想

メドレーという形で「腕組んで帰りたい」が入っていたのですが、その演出の意図からすると、今回は「L・O・V・E〜」とかいうコールは不要だと思うのですが・・・。


「雨上がりの虹のように」は、新曲なので当然ですが原曲に忠実なアレンジだったと思います。でも、今回はキーボード、ギター、ベース、ドラムというバンド構成で音に厚みがあるという点も考慮しても、CDとはかなり違う印象を受けました。CDを聴いた感じでは、手拍子が起こる曲だとは全く思わなかったですから。


「鳴り止まない タンバリン」はライブ初披露が先月なので、まだ盛り上げ方の形が定まっていないのかな、と思います。なっちの頭の中では昔の曲(娘。の曲やソロ初期)のような盛り上がりをイメージしている感じがしますが、今のなっちコンの客層では、昔の延長線として捉えるのか、今の曲として捉えるのかはどちらにも統一しにくいように思います。(今ツアーの最後には方向性が見えてくる可能性もありますが。)


「恋した女の子どすえ」は、キーがかなり上がっているからか、きちんと音程が取れているのか分からなかったりして、何かごまかされている感を感じる部分がありました(爆)


「beautiful」という曲には何かが引っかかりを感じます。それはきっとメロディーもリズムも自分の中の予定調和と違うからなのだと思います。元の音程がそうなのかなっちが音を外しているのか判断できない時があったり、サビの「♪ビューティホー ビュティホー」の「ビュティホー」は収まりが悪いよなとか思ったりして、自分の中でまだこの曲をしっかりと消化できていないんですよね。
まぁ〜、とりあえずCDを買えという話も無いではないので、CDは気が向いたら買いたいと思います(爆)