ミュージカル「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」(保田圭出演)(3/30 昼・夜)

会場は品川の六行会ホール。「春のPON!祭り」が行われた日テレ(汐留)はちょうど行き道の途中にあって立ち寄りやすかったんですよね(笑)


今回は、昼夜2回見てきました。昼が月組、夜が星組の公演でしたが、主要キャストは両方に出演しました。


話の内容は、マーティン・ルーサー・キング牧師の公民権運動にをテーマにした内容で、ミュージカルとして分かりやすく作られていたと思います。歌も良くて、見ごたえのある作品でした。あと、主演の木村花代さんの歌の上手さが印象的でした。


圭ちゃんについては、やはり歌について書いておかないといけないかな。昨年のミュージカルの時からミュージカルでの圭ちゃんの歌には引っ掛かりを感じている部分があるのですが、やはりその原因は発声なのかな。昼公演の(歌声の)第一声を聴いてそう思いました。以下、素人なりに思ったことを書いておきます。
原因についてもう少しいうと、「力が入り過ぎ」で声が伸びないのかな? ストレートプレイでの経験から、舞台でセリフを話すときに声を張って出す(出せる)ようになったのですが、それをミュージカルに持ち込むとあのような感じになるのかなと思います。でも、これは単に技術的な問題なので、声の出し方を学んで実践を重ねていけば解決できると思っています。・・・と書きましたが、この辺りは私に指摘されるまでもなく圭ちゃんには分かっていることかもしれません。今回の舞台でも試行錯誤を重ねているのであろうという部分が感じられました。圭ちゃんのミュージカル俳優としての成長に期待しています。
歌の表現については、圭ちゃんの歌が歌謡曲っぽく聞える部分もありましたが、一般的なミュージカルの型から少々外れても構わないと思います。そうでなければわざわざミュージカル畑でない人間をキャスティングする意味も無いですし。