ミュージカル「眠れる森の美女」(保田圭出演)(9/9)

昨年、今年と行われている「眠れる森の美女」、関東ではラストとなるさいたま文化センターでの公演を見に行ってきました。個人的には昨年から数えて今回で4回目となりました。


感想を一言でいうと「納得と良い誤算」。「納得」は内容についてなので、まずは「良い誤算」の方から。

お見送り(握手)

この舞台では、公演後に出演者によるお見送りがあります。もちろん、ファミリーミュージカルなので剥がしとかは無い訳ですが(笑)、誰かが粘ったりしない限り、列はそれなりに流れていきます。


いつもであれば、圭ちゃん以外の方には一言声を掛けて終わります。(いつも「楽しかったです」とかで終わってしまい、気の利いたことを言えず申し訳なかったです(汗))
圭ちゃんにだけは二言ぐらい話してという感じなのですが、今回はたまたま自分が圭ちゃんの前に来た時に列の流れが止まったので、いつもより多く話しができた・・・という「良い誤算」がありました(笑)


話の内容は「今日の歌は良かった」(これについては後述)、「来週(猪苗代に)行けなくてごめんなさい」、「年末にライブはあるんですか?」、「12月の舞台楽しみにしています」といったところ。年末のライブについては、(もちろんはっきりとした返事ではありませんが)開催の予定はありそうな感じでした。

内容の感想

以下、一応隠しておきます。




今回の席は、2週間前に購入したのに何故か1席空いていた最前中央部(笑) ということで、これまでと違ったアングルで舞台を見ることができました。


ミュージカルを最前中央で見たのは2回目。最前は舞台を見るのには必ずしも良席とは言えませんが、役者の生声が聞えるという点でのメリットを感じました。(もちろん、役者が近いというメリットもありますが。)ミュージカルでは、歌詞がセリフの一部となっているので、歌詞が聞こえやすいというのは大きなメリットだと思います。
他には、細かい表情や舞台装置のネタバレ的なもの(笑)も見られました。国中の人々が眠りについた後の森の中(夢の中)の場面は、最前から見て、「こんなに奥行きがあったんだ」と感じました。


会場全体の雰囲気としては、白の妖精(圭ちゃん)のセリフや動きで笑いが起きていて、会場ごとの雰囲気の違いを感じました。

その他

その他思ったこと、ちょっとしたことをメモとして書いておきます。


相沢まきさん(王女役)は歌手デビューするとのことですが、歌はなかなか良かったと思います。
溝呂木賢さん(王子役)の歌は石田(亜祐美)さんと同系統な感じ(何)


トウシューズがああいう形をしているというのは今回初めて認識した気がします。


料理人が商売道具を楽器代わりにしていいものだろうかという疑問(爆)

圭ちゃんの歌について&まとめ

前回「自分の中でどこか圭ちゃんの劇中の歌がしっくり来ていません」と書いて、それはミュージカル用の発声をしているからなのではないかということを書きましたが、今回、自分の中で「しっくり来ない」原因がはっきりしました。


「♪私に〜できるのは〜」という歌の中で音を伸ばす部分を伸ばしていないところ。これが個人的には気持ち悪い(汗) あえてそういう歌い方をしているのか、動きながら歌うので息が続かないのか、どちらかは分かりません。でも、自分の中でしっくり来ていなかった原因が分かればそれはそういうものとして見られます。満足はしていないけど「納得」した、というのが今回の感想です。


ということで、初回に気になった歌の立ち上がり等、それ以外の部分はまずまず良かったと思ったので、お見送りの時に「歌は今回が一番良かったです。」と言いました。それに対する圭ちゃんの反応は・・・「そうですか?」orz
確かに多少音を外していた部分もありましたし、圭ちゃん的には今回が特に良かったということは無いのだろうと思います。でも、ここに書いたことを一言でいうのは難しいんですよ(泣) 何はともあれ、最後の観劇でこの点が納得できてよかったです。


最後に、今回の舞台はファミリーミュージカルということで、内容的には分かりやすい話でしたが、楽しい思い出を一つ(四回見たから四つか(笑))増やすことができたと思います。残り一か所、最後まで無事に、そして良い公演となることを祈っています。