大人の麦茶第十九杯目公演「B・B〜bumpy buddy〜」(保田圭、須藤茉麻、夏焼雅出演)(5/13 1回目)

ということで、圭ちゃんの今年2本目の出演舞台。今回は圭ちゃんの他に、Berryz工房の須藤さん、夏焼さん、ハロプロ研修生宮本佳林さんが出演していました。


オトムギの公演は圭ちゃんにとって(=自分にとって)2006年「ネムレナイト」、2007年「ちがいますシスターズ」に続く3回目。改めて調べてみるまではそんなに久々だとは思いませんでした。


(以下、ネタバレ)







内容の感想

今回は脚本の塩田さんにとって初のサスペンスだったそうです。自分はサスペンスというジャンルに詳しい訳でも何でもない(むしろ何も知らない)のですが、今回のような脚本のサスペンスは初めてだった気がします。気になって後で「サスペンス」の意味を調べてみましたが、「サスペンス」とは違うような・・・。刑事物という謎解きの要素に人情物の要素が加わった感じの不思議な作品でした。
最初の方にさりげなく出てくるアリ(須藤さん)のシズカ(宮本さん)への「爪を噛んじゃ駄目よ」というセリフが最後に出てきた時、「そんなに感動を呼ぶような話の流れではない気がするのに、このセリフでジーンとくるのは何でだろう?」と感じました。この辺りが、サスペンスという新たな試みの中にもオトムギらしい一面が見えている部分なのかなと思います。
あと、謎解きの部分では、今回の作品は一瞬で謎が解けるという話の流れではなく、少しずつ真相が見えていくという流れでした。例えて言うならば、ジグソーパズルを組み立てていくような感じ。少しずつ絵の形が見えてきて、最後にモナ(圭ちゃん)が歌うシーンで最後の1ピースがはまって絵が完成するという感じの作品でした。


ということで、今まで見た舞台作品とは違った感じでありつつ、オトムギらしい人情味あふれる作品で面白かったと思います。


(参考)サスペンス

Yahoo!辞書
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B9&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=07336400

Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B9

圭ちゃん推しとしての感想

圭ちゃんはモナというジャズシンガーの役。塩田さんは圭ちゃんの歌を買ってくれているようで、圭ちゃんのファンとしては嬉しい限りですが、今回は歌手の役なのですね(笑)


今回はあまり出番の多い役ではありませんでしたが、しっかりとモナの役を演じていたと思います。また、劇中の歌(ジャズ)を聴いて、普段のライブではあまり聴かないタイプの歌だったように感じ、また一つ圭ちゃんの歌について考えるきっかけとなりました。


あと、パンフレットの「あなたの『バディ(相棒)』は?」という質問に「矢口真里」(とドラマの「相棒」(笑))と答えています。当然といえば当然なのでしょうが、これは矢口さんに見せてあげたいところです(笑)

その他

今回は夏焼さんが主役の刑事ボーヤ役、須藤さんが家政婦アリ役でした。二人の演技を見るのは初めてでしたが、須藤さんの方が舞台映えする感じがしました。最後にメイドっぽい家政婦の表情から復讐を企てる女の表情に一変する部分は演技として良かったと思います。気合が入りすぎて(?)その時の演技で突き飛ばした宮本さんが鼻血を出したそうですが(汗笑)


アフタートークショーで、須藤さんや他の出演者の方が宮本さんのことを普通に「かりんちゃんさん」とか「ちゃんさん」と呼んでいましたが、この呼び名はネット上の隠語のようなものだと思っていたのでびっくりしました。宮本さんの表情が微妙に嫌そうに見えたのですが・・・(汗) こう呼ばれる原因を作った鞘師さん*1に、今のこの状況をどう思うか聞いてみたいところです(爆)

*1:以前二人が共演した舞台「リボーン」の期間限定ブログ(現在は削除)で、鞘師さんが宮本さんと撮った写真を載せた時に「宮本かりんちゃんさん」と紹介したことがネット(某掲示板?)で話題になりました。