ミュージカル「嵐が丘」(安倍なつみ出演)(7/17 夜)

二本目はなっち出演の「嵐が丘」。なっちは平野綾さんとダブルキャストでキャサリン役です。こちらはオーケストラも入った本格的なミュージカルで、内容的にも音楽的にも良い作品だったと思います。

7/11〜24 赤坂ACTシアター
http://www.tbs.co.jp/act/event/arashigaoka2011/
7/27〜31 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
http://www.umegei.com/schedule/13/


ちなみに、7/29の昼公演はなっちのアフターイベントがあり、圭ちゃんをゲストに迎えてのスペシャトークショーが行われます。


(以下、ネタバレ)









最前の感想(笑)

今回はFCでチケットを取ったこともあり、舞台では初めての最前(しかも中央)でした。(実は「眠れる森の美女」も2列目の端の席で、1列目が使われていなかったので実質最前でしたが(笑))


前過ぎて全体を見渡せないという難点はありましたが、歌詞の内容をしっかりと聞き取ることができたのは良かったです。今までに見に行ったミュージカルでは大抵後ろの方の席で、歌詞がよく聞き取れないこともありましたので。

内容の感想

この作品は、原作の長編小説をミュージカル化したもので、内容的には分かりやすい話になっていたと思います。実際はハッピーエンドではないけれども、ヒースクリフとキャサリンの二人の愛がある意味成就するという終わり方で、綺麗な話の流れだったと思います。歌と音楽も話の流れに合っていていい雰囲気でした。あえて難点を言うならば綺麗にまとまり過ぎているところかな(笑)、と思うぐらい良い作品だったと思います。

なっち推しとしての感想

今回も、なっちのいろいろな表情・表現を見ることができて良かったと思います。ヒースクリフへの愛が根底にあった上での、いろいろなシチュエーションでの演技が印象に残りました。


あと、キャサリンが最初に出てくるシーンで1から10まで数えるところを見て、「安倍内閣」を思い出してしまいました(笑)

その他の感想等

主演でヒースクリフ役の河村隆一さん、「Glass」辺りの印象が強くて個人的には声質や歌い方があまり好みではなかったのですが(汗)、今回は演技、歌ともにとても良かったと思います。ミュージカル初出演は2008年とのことですが、ミュージカルとは相性がいいのかなという感じを受けました(素人の私が言うのも何ですが)。


今回は舞台が坂になっていたのですが、最前だったので舞台に傾斜を付けた効果が今一つ分からなかった気がしなくもありません(汗)


その舞台の坂ですが、カーテンコールの時に坂の後方が開いてオーケストラ登場(笑) オーケストラはどこにいるのかな?と思っていたので、坂が開いた時はびっくりしました。


私が見た17日夜公演では、アフターイベントとして山崎育三郎さんのピアノ弾き語りミニライブがありました。日程の都合でたまたまこの公演を見に行くことになったのですが、山崎さんの歌が聴けてラッキーだったと思います。