競馬

ドバイワールドカップデー

ドバイワールドカップ(GI)は、スタート直後は最後方だったヴィクトワールピサが、バックストレートで先頭に並びかけ、直線で逃げたトランセンドや後続を振り切って優勝。スタートから積極果敢に逃げたトランセンドが粘って2着。日本からもう一頭参戦のブエナビスタは、道中後方の位置から直線伸びす8着。


ヴィクトワールピサが先頭に並びかけた時は「大丈夫かな?」と思いましたが、スローペースと判断して位置を押し上げたデムーロ騎手の好判断でした。日本の競馬界にとって大きな歴史の扉が開かれた瞬間を目の当たりにできたことが、一競馬ファンとしてとても嬉しいです。
トランセンドは、自分の競馬ができたこと、時計のかかる馬場だった(勝ち時計2分5秒94)ことが好走の要因かと思いますが、日本のダートチャンピオンが初めて海外の大舞台で結果を出したことが、今回の嬉しさを倍増、いや、3倍増ぐらいにさせますね。
ブエナビスタは生涯初の着外。案外な結果でしたが、敗因は馬場か展開か体調か・・・。次走以降の巻き返しに期待したいです。


その他、ドバイシーマクラシック(GI)にはルーラーシップが出走し6着。UAEダービー(GII)にはレーザーバレットが出走し9着。ルーラーシップは若さが出たかな。折り合いを欠いてしまってはどうしようもないですね。レーザーバレットは今回は力負けでしょう。

高松宮記念

好スタートから先行した3番人気キンサシャノキセキが、直線で抜け出して高松宮記念連覇。新勢力の台頭がありながらも、やはり現在の日本スプリント界No.1はこの馬でしたね。
また、鞍上のリスポリ騎手は日本のGI初騎乗初勝利。短期免許で日本に来ているのは一流ジョッキーだけとはいえ、最近は外国人ジョッキーが有力馬に騎乗することがあまりにも多い気がします。


1番人気のジョーカプチーノは、3コーナーで不利を受けて10着。そのジョーカプチーノの進路を妨害した2番人気ダッシャーゴーゴーは、4位入線も11着に降着ダッシャーゴーゴーは昨年のスプリンターズSに続いて、スプリントGI秋春連続の降着ですか・・・。