いいとも

一昨日の「笑っていいとも」にモーニング娘。が出演。これに対してはいろいろな感想があるようですが、私も思ったことを簡単に。


今回の番組の流れは「一人ひとりの顔と名前を知ってもらいたい」という趣旨であのようになったのではないかと思います。


今回、各メンバーのアピールが上手くいかなかったと感じた人が多いように見受けられます。でも、モーニング娘。のメンバー全員にバラエティータレントとしての適性を求めるのは酷な話ですし、モーニング娘。に主としてそういったものが求められている訳ではないと思うので、上手くいかなかった部分は反省して次回に生かすということでよいのではないかと思います。


ただ、そんな中で思ったこと。それは、「8人を平等に扱おうとし過ぎているのではないか」ということです。単純に昔と今を比べることはできませんが、全員平等に扱おうという発想からは「保田圭」というイジられキャラは誕生せず、おそらく地味キャラの圭ちゃんのまま今に至っていたことでしょう。また、圭ちゃんのイジられキャラ確立は圭ちゃん一人の問題ではなく、モーニング娘。全体としての面白さにもつながっていたのではないかと思います。だから、「個々のメンバーの集合体」という考えではなく、「グループの中の個々」を生かすという発想でメンバー一人ひとりをアピールしていくアプローチの方が、結果としてアピールが上手くいくのではないかと思います。