ファントマ「楊貴妃の漢方薬」(6/12 夜)

チケットは2日位前にWeb予約で購入しましたが、客席のど真ん中でした。



(以下、ネタバレあり)





関西の劇団ということで(?)、笑いがありつつシリアスな展開でした。内容的に面白かったと思います。


笑いの部分では、特に霊方士が四獣を呼び出して武恵妃を連れ戻す場面がある意味凄かったです(笑)


ストーリーについては、作者の伝えたい意図を正しく捉えられたか自信が無いので詳しく書きませんが(汗)、「楊貴妃漢方薬玄宗皇帝を惑わせていたつもりだったが、実は・・・。」というところが最大のポイントなのかな、と思いました。


圭ちゃんは武恵妃(玄宗皇帝の亡き妻)役で、ストーリーをかき回す役でした。客演という感じで、出番はあまり多くなかったと思います。


演技については、コミカルな部分もシリアスな部分も安心して見ていられるのですが、やはり劇団のメインキャストの方たちと比べてしまうと声の通りが安定していないと感じました。マイクを通さないとそれが如実に表れる気がします。
たまたま見に行った日の調子が良くなかっただけなのかもしれませんが、最近歌手としての声は良くなっている(力強さが増している)と感じているので、歌手としての発声と舞台用の発声は違うのかな、とも感じました。


去年、「ネムレナイト」を見たときの感想にも

あと、少し気になったのが発声についてです。専門的なことは分からないのですが、
“ポップ歌手「保田圭」にとってマイナスにならないのであれば”、
舞台女優としての発声法を身に付けた方がよいのではないかと思います。
ただ、私個人の意見としては、歌手「保田圭」の部分は大切にして
欲しいので “ ” 部分の注釈付きとなるのですが。


http://d.hatena.ne.jp/omoide22/20060513#1147536390


と書いたのですが、「リボンの騎士」で娘。のメンバーがボイストレーニングをして舞台用の声を出していたので、歌用と舞台用で声を使い分けることは可能なのかな、という気がしています。


あと、初めて出待ちをしてみました(笑) 終演後30分ぐらいして、先に役者の方が大勢出てきてごった返すところに圭ちゃんが出てきました。目の前を通りかかった時に、ファン「お疲れ様でした。」→圭ちゃん「ありがとうございます。」との挨拶をしただけでしたが、慣れないことをして緊張しました(汗)