アンジュルムの秋ツアーファイナル、そして、福田花音さんの卒業コンサート。とても良いライブだったと思います。
今回は1階東スタンド・・・スマイレージ715、アンジュルム526に続いてまたもや東でした(笑) 2枚で当選していて、連番枠の抽選(?)の結果、YUDOさんとの連番になりました。
メンバーがサイドの花道に来る場面が何回かありましたが、タケちゃんが東に来ることが多かった(まろと二人で歌った曲前のソロダンスも東の花道でした)ので、そういう意味ではラッキーでした。
ということでコンサートの感想を。、今回は「アンジュルムの卒コン、福田花音の卒コン」という点にポイントを絞って感想を書いていきたいと思います。(そうしないとアップするのがいつになるか分からないので(汗))
今まで、ハロプロで卒コンと言えば、モーニング娘。のメンバーが対象となる場合がほとんどでした。よって、どうしても娘。の卒コンと比較する部分が出てきてしまいますが、そういう視点で見た時、改めて「アンジュルムらしさ」、「福田花音らしさ」が感じられる今回のライブの内容でした。
メドレー
今回の卒コンで一番驚いたのは、まろが他のメンバー全員と二人で1曲ずつ歌うというメドレーです。このことについてはまろのブログに詳しく書いてあります。
http://ameblo.jp/angerme-kanonfukuda/entry-12101128094.html
このメドレーがよく考えられているなと思ったのは、選曲はもちろんのこと、歌う順番が「和田→佐々木→・・・→竹内→中西」だったこと。
ホールコンのメドレーでは3期の曲、2期の曲、1期の曲の順だったので、その流れを汲んでのあやちょとのデュオだと思っていたところ、その次に来たのがりかことのデュオ。それを見て、アンコールの時ぐらいは使おうかと思って鞄にしまってあった予備のペンライトをとっさに取り出しました(笑)
あと、最後の2曲が盛り上がる曲で、メドレーとしての曲順的にもぴったり嵌まっているところが凄いなと思いました。
とにかく、このメドレーには意表を突かれたと同時に、よく考えられているなということを感じ取れました。
それと引き換えにかどうかは分かりませんが、娘。の卒コンでは恒例のメンバーからの花束贈呈&メッセージのセレモニーがありませんでした。公演時間の問題とライブを湿っぽくしたくないという思いの両方があったのかなと想像しますが、このメドレーに関しては“ハロヲタ”(と敢えて書きます)のまろだからこそ最初に実現できた演出だったのかなと思います。
「交差点」
先週発売されたアルバムの通常盤に収録されている「交差点」。自分はコンサートの前日にアルバムを聴くことができましたが、「アンジュルムもこういう曲を貰えたか」という感慨がありました。モーニング娘。で言うと「Never Forget」的な意味合いを持つ曲になるのかな。(送り出す側が歌う曲という意味では「卒業旅行〜モーニング娘。旅立つ人に贈る唄〜」や「見返り美人」なのですが。)
「交差点」が、卒業するメンバーを送り出す歌として長く歌い継がれていく曲になればいいなと思います。
「旅立ちの春が来た」
アンコールで、卒業セレモニーとしてまろが手紙を読んだ後に歌った曲が「旅立ちの春が来た」。この時、「こんなに悲しい『旅立ちの春が来た』を聴いたのは初めてだ」という気持ちでした。
この曲を選んだ意図として「できるだけ明るく終わりたい」という思いがあったことはすぐに理解できましたし、元々が卒業をテーマにした曲なので、そのシチュエーションにはぴったりの曲だったと思います。でも、逆にそうだからこそ、この曲を聴いて「この9人のアンジュルムが見られるのもこれで最後なんだな」という思いが込み上げてきて、とても切ない気持ちになりました。
ダブルアンコール
私が知っている限り、単独コンで行われた卒コンではいつもダブルアンコールがあって、それ用の歌が用意されていたと思います。でも、今回のダブルアンコールでは挨拶のみで、「今さっきアイドルではなくなった」というようなことを言っていたのを聞いて、最後の最後にまた、今までの娘。の卒コンとは違うなという印象を受けました。