ミュージカル「眠れる森の美女」(保田圭出演)(7/21 2回目)

昨年に引き続き上演される「眠れる森の美女」、今年は週末を中心に12か所で公演が行われます。鈴鹿市文化会館での公演はその2か所目。このブログではどこに見に行くか書いていなかったのですが、実は、日程が発表された瞬間からこの日に見に行こうと決めていました(笑)


舞台の内容はもちろん昨年と同じです。「こんな話だったな」と思い出す感じで見ていました。今回も公演後のお見送り(握手)がありましたが、都合によりその辺りは省略します(謎爆)


ということなのですが、今回は、去年から合わせて3回見て圭ちゃんの歌について思ったことを書きたいと思います。


(以下、一応隠しておきます。)




ミュージカル俳優としての発声

「眠れる森の美女」は去年から合わせて3回見ましたが、自分の中でどこか圭ちゃんの劇中の歌がしっくり来ていません。もう一つ声が上手く出ていないような感じがします。何故なのかなとずっと思っていたのですが、どうも圭ちゃんが「ミュージカル用の歌い方をしている」からなのではないかと感じました。自分は素人なのでそれが正しいのかどうかは分かりませんが、もし同じ曲をディナーショーで歌うことになれば、きっと違うアプローチ(歌い方)になるのではないかと思います。


圭ちゃんがソロで舞台に出始めた頃に、「舞台俳優としての発声」の面で劇団の方に比べて劣ると感じた記憶があります。その後の圭ちゃんの舞台俳優としての成長により、今では発声の部分で気になることは無くなりましたが、今回もそれと同じなのかなと思います。圭ちゃんはソロとしてはストレートプレイの舞台への出演が多く、ミュージカルはほとんど無かったですから。


以前、モーニング娘。が「リボンの騎士 ザ・ミュージカル」(2006年)の前に発声の指導を受けて、それまでと比べて声が出るようになったことがありました。そういうことを考えると、何かミュージカルでの歌い方の“コツ”があるのではないかと思います。


ということで、今はまだ発声の面での不安定さを感じていますが、これから圭ちゃんがミュージカルの経験を積む(あるいは何らかの形で歌唱指導を受ける)ことによって、「ミュージカル俳優としての発声」を身に付けていくことに期待したいと思います。それは必ず「ポップ歌手としての発声」にも反映されると思いますし。

その他

この鈴鹿公演は「岡田文化財団 PRESENTS 鈴鹿ファミリーミュージカル Vol.2」というサブタイトルが付いている通り、鈴鹿市の文化事業として行われている関係か、公演の前に前説のようなものがありました。舞台でこういうのを見たのは初めてな気がします。


客の入り具合のせいもあるかもしれんせんが、今回は客席の反応が薄かった感じがします。黒の妖精が出てきて泣く子もいませんでしたし。


何故あそこは「ジャパニーズの穴子丼」だったのでしょうか?(何) というか、去年はそこのセリフがどんなものだったか全く覚えていませんが(笑)