スプリンターズS(日GI)
単勝10番人気の香港馬ウルトラファンタジーが逃げ切って優勝。2位入線のダッシャーゴーゴーは進路妨害で4着に降着。
ウルトラファンタジーはスタートダッシュで自分のペースに持ち込めたのが勝因でしょう。日本馬のスプリント界は勢力図が混沌とした状態がしばらく続きそうですね。
凱旋門賞(仏GI)
日本から2頭が出走。ナカヤマフェスタ2着、ヴィクトワールピサ7着。
ナカヤマフェスタは本当に惜しい競馬だったと思います。ナカヤマフェスタが日本で最強かと言われると、現段階ではそうは言えないと思います。でも、今年になって急激に力を付けたこと、前哨戦(フォワ賞)を使ったこと、ロンシャンの馬場が合っていたことが好走の原因ではないかと思います。
ヴィクトワールピサは、前哨戦(ニエル賞)の時も今回もレースが上手くいっていない面があったので、ロンシャンの2400mは厳しい条件だったのかもしれません。でも、こうやってどんどん挑戦を繰り返していくことによって道は開けていくのだと思います。今年の優勝馬も3歳馬(ワークフォース)だったように、凱旋門賞が3歳馬有利だというのは紛れもない事実なので、これからも凱旋門賞を目指す3歳馬が出て来て欲しいなと思います。