ということで、先々週の「三文オペラ」に続いて、今日は「ミコトマネキン」を見に行ってきました。
気軽に見に行っても楽しめる、なかなか良い舞台だったと思います。5/2まで赤坂レッドシアターで上演されているので、お時間のある方は見に行かれてはいかがでしょうか。
http://www.gekidan-online.com/news/75.php
(以下、ネタばれ)
全体の感想
↑のリンク先の説明では「女と男とマネキンが、こんがらがった運命の赤い糸をじっくりほどいていく、ラブコメディ。」とのことですが、コテコテのコメディーというのでは無く、話の中に自然にコメディー的な要素がちりばめられているといった感じでした。
話の内容も分かり易く、何も考えずに楽しめる話だったと思います。最後の胡南がミコトに恋について告白する場面でウルッと来そうになった(と言うと大げさかもしれませんが)のは、知らない間に話の世界に入っていけたからなのかな、という気がします。
あと、最初の方の場面転換の時にダンスシーンがありましたが、あれには何の意図があったのでしょうか?(爆)
個別の感想
●保田圭
圭ちゃんの“怒”の表情が見られるのは、舞台だからこそ。いつも役になり切った圭ちゃんの演技を見てきている中で、今回はそんなことを感じました。
ということで、ここでは圭ちゃんについてはこれ位で(何故?)
あと、今これを書いていてふと思ったのですが、そろそろ「女優 保田圭」の既成概念を崩すような役を演じる機会があればいいなと思います。例えば、「三文オペラ」でなっちが演じているポリーのような役とか(笑)
柴田さんの出演舞台は「レモンスター」に続いて2回目。キャラクター的には前回と似た感じだったと思います。柴田さんにはああいった気の強いキャラクターの役が合っているのかな?
三好さんも「猫目倶楽部」に続いて2回目。こちらもキャラクター的に前回に似た部分があった気がします。
パンフレットの座談会に書かれている三好さんの恋愛観、セリフに生かされていましたね(笑)
●能登有沙
能登さんの出演舞台は初めてでした。能登さんの役は、全体の感想に書いた胡南の役。全体の感想に書くぐらい印象に残る場面を演じていたのが能登さんだったということからも分かるように、とてもいい演技をしていたと思います。
おまけ
クライマックスに差し掛かる一番いい場面で、隣の客の寝息が・・・。
以前も話の途中で隣の客の寝息が聞こえることがありました。舞台を見る時は、その辺りには気を付けて欲しいと思います。