矢口真里「青春 僕」感想

まず大前提として、私は今回の矢口さんのCDデビューは「タレントとしての活躍」が評価されて実現したものであると考えています。


以下、それを踏まえて思うことを書いていきたいと思います。

「歌手 矢口真里」の声質に合っているか?

と聞かれれば、「合っていない」と答えます。ただ、それは自分が矢口さんの歌を圭ちゃんとのディナーショー等でよく聴いていて、矢口さんの歌のある一面についてのみよく知り過ぎているだけなのかもしれません。


今回の曲は、おそらく「歌手 矢口真里」としてのアプローチからは出てこない曲調であろうと思います。そういった意味では斬新なアプローチであると感じました。

元モーニング娘。矢口真里の大人のタレントへの脱皮

今度は見方を変えて、「タレント 矢口真里」としてこの曲を眺めた時、このタイトルのような見方をしてやるとしっくりくるのではないかと思います。


一般的には、矢口さんにはモーニング娘。時代の元気なイメージが強いと想像されるのですが、その延長線上で一皮むけた矢口さんを表現しようと考えたならば、今回のロック調という曲調も十分にあり得る選択だと思います。


カシアス島田(というか島田紳助(笑))さんのイメージはきっとこちらの方なのかな?

4年越しのソロCDデビュー

今回は「クイズ!ヘキサゴンII」の企画物としてのCDリリースとなりました。そこにはいろいろな思惑が絡んでいるのではないかと想像しています。ただ、今の矢口さんの立ち位置を考えた場合、そんなことはどうでもいい、いや、むしろ企画物だろうが何だろうが大歓迎なのではないかと思います。


矢口さんがモーニング娘。脱退以来、紆余曲折を経て4年越しでソロCDデビューできたこと。今はただただそのことを祝福したいと思います。