天皇賞(秋)

歴史的名勝負。


この一言に尽きるかと思います。


勝ったウオッカ。牡馬相手のGI3勝、そして宿敵ダイワスカーレットにGIで初勝利。今までのレースぶりから、道中はあの位置取りから差し切れるか(もう少し前に行った方が良かったかもという)不安もありましたが、よく差し切ったと思います。ダービー、安田記念を勝ちながらも、「ダイワスカーレットの方が・・・」という印象が残っていただけに、ウオッカにとって非常に大きな2センチ差(ハナ差)だったと思います。
鞍上の武豊騎手にとっても、ウオッカとのコンビで初勝利。そして、3月(ファルコンSダノンゴーゴー)以来、久々のJRA重賞勝利。先週(10/30)の交流重賞(北海道2歳優駿)にも優勝しており、ようやく悪い流れから脱してきた感じですね。


2着のダイワスカーレット。7か月ぶりのレースでテンションが若干上がっていたようですが、それでも休み明けのGIレースであれだけの走りができたことは、非常に驚くべきことだと思います。今回の敗戦で評価を下げるどころか、さらに評価を上げるレースだったのではないでしょうか。


3着のディープスカイもよく頑張っており、十分に力は発揮できたのではないかと思います。


3頭とも次のレースはジャパンカップになるのかな? 今回のレースの反動さえ出なければ、3頭とも好勝負必至だと思います。ウオッカは正直マイルの方が距離的に合っているとは思いますが、彼女の更なる挑戦に期待したいところです。
JCにはメイショウサムソンオウケンブルースリも出走予定なので、かなり楽しみなレースになりそうですね。