横浜開港150周年記念 安倍なつみ Special Live 2008夏 〜Acousticなっち〜(6/29)

会場に着き、真野ちゃんイベント終わりのどせーsanとガキさん推しの(爆)猫。さんと開演まで駄弁ってから席に。時間ギリギリに席に着いたと思ったら開始が15分押しとのことで、17時15分開始でした。


終了後は、3人で食事して帰宅。お二方、お疲れ様でした♪



(以下、ネタバレ)

公演時間は1時間50分ぐらいでした。初回ということで、なっちの緊張感とハイテンションぶり(笑)がとても伝わってきました。


そして、今回のツアーでやろうとしていることは伝わってきたと思います。ただ、それと同時になっちの歌自体も含めたその成熟度はまだまだ低いかな、とも感じました。


という訳で、今回の感想はちょっと厳しくなっている部分もあるかも知れません。

「なっちコンの進む道」に関する感想

●グロッケン

新たなことに挑戦しようとする意気込みは非常にに素晴らしいことだと思います。


ただ、今日の演奏を聴いた感じだと、コンサートの一連の音楽の中に嵌まっていない感じを受けました。厳しい言い方かもしれませんが、今日の演奏だと「頑張って挑戦してみました」レベルかな?


私が次に行くのは8/10のバースデーコンなので、その時には今日の演奏より上達が見られることを期待しています。頑張ってグロッケンの演奏に挑戦していることが、コンサートの雰囲気を崩す結果になってしまっては勿体無いですから。


●座ってください

「ついになっちからこの言葉が出たか!」と思いました。


じっくりと聴く曲、一緒に盛り上がる曲のメリハリをつけようとする意図があってのことだと思うので、とても良いことなのではないかと思いました。


●ガス抜き

後半の「甘すぎた果実」→「だって生きてかなくちゃ」の部分。「甘すぎた果実」までは概ね最近のアコースティックライブのノリでしたが、ついに耐え切れなくなった感じで「だって生きてかなくちゃ」ではハロー!のノリになってしまいました(苦笑)
その後は、最後の「腕組んで帰りたい」でも「LOVEラブリーなっち」コールが起きていました。


だって生きてかなくちゃ」でのあの盛り上がりっぷりを見ると、コンサート中のどこか(必然的に終盤になるとは思いますが)で“ガス抜き”が必要なのかな、という感じも受けました。


ただ、私の個人的意見としては、最近のアコースティックライブのノリの方が好みです。今日のノリで言うと、「真夏の光線」ぐらいのノリが落としどころかな?という気がするのですが。


●なっちと一緒にサビの振りをやろうのコーナー

「ほとんどの人ができてますが」(by なっち)(笑)、毎回恒例となっている「トウモロコシと空と風」のサビの振りをするコーナー。


これは水戸黄門の印籠のようなものと考えていいのでしょうか?(爆)

その他今回の感想

●セットリストの流れ

いまひとつ流れが良くない感じがしたのは、熟成が足りないだけなのか、それともじっくりと聴く曲と一緒に盛り上がる曲の配置の問題なのか、アップテンポな曲でどれくらい盛り上がればいいのかを観客側が計りかねているからなのか・・・。


これは感覚的な問題でしかないので何とも言えないのですが。


●曲別

「I'm in love」や「愛ひとひら」といった懐かしいカップリング曲が聴けて良かったです。


モーニング娘。の曲で夏と言えば、ということで歌われた「真夏の光線」。この曲が聴けたことはとても嬉しいのですが、個人的には「A MEMORY OF SUMMER '98」だったらなお嬉しかったです(笑爆)


●酢豚の中でパイナップルだけが好きなパイナップル頭のAsamiさん(笑)

私は酢豚の中にパイナップルが入っていてもいい派です。なっちはダメだそうですが(笑)


という酢豚話が本題ではなく(爆)、Asamiさんのコーラスについて。


Asamiはハスキーボイスなので、なっちの声と合わせるとAsamiさんの声がなっちの声の周りを覆うようないいハーモニーになる感じがします。ただ、裏メロの場合は(例えば圭ちゃんのような)当たりが柔らかい声の方がなっちの声に合う気がします。


Asamiさんのコーラスについて以前から思っていたこと、今回思ったことを合わせるとこんな感じです。ただ、裏メロの場合でも、「愛しき人」のように岩崎さん(久保田さんも?)の声と合わせると当たりが柔らかくなってちょうど良くなるかな、という感じも受けました。