神田時来組プロデュース公演「志士たち」(保田圭出演)(6/15 夜)

圭ちゃんの出番が少ないとの情報を知った上で見ましたが、確かに少なかったですね。


という訳で、圭ちゃんに関しては「今回もいい演技だった」以上の感想を思い付かないので(汗)、今回は全体の感想のみにします。

明治維新に主役なし・・・あるのは魂のリレーのみ」

パンフレットにこういうキャッチコピーが載っているのですが、この舞台を通して伝えたいことはまさにこれに尽きるのかな、と思いました。逆に言うと、このキャッチコピーを頭に入れて見ないと、言いたいことがよく分からない可能性があるのではないかと思いました。

その他の印象に残った場面

お芝居の中に全く関係ないネタを入れると“びみょ〜”な結果に終わることが結構あるのですが、坂本龍馬の持っている船が小回りが利くという話の中で突然出てきた「スピード社と××社ぐらい違います」(実際のセリフでは××社は実名でした)というセリフには、不覚にもちょっとウケてしまいました(笑爆)


最後に坂本龍馬が殺されるシーンは、私にはその必要性を感じませんでした・・・。史実との整合性を取るためには仕方が無いのかもしれませんが。


話の最後にダイジェストを流すという手法はテレビではよくありますが、それを舞台で実際に役者の方々が演じるという手法は初めて見ました。そういった手法もなかなか面白いなと思いました。