なっちファンから見た「なちケメ」、圭ちゃんファンから見た「なちケメ」

今夏の「安倍なつみ保田圭スペシャルサマーディナーショー」についてのファンの方々の反応について、圭ちゃんファン、なっちファン、そして「なちケメ」ファンとして思うことを書いてみました。

安倍なつみ」はまずソロありき

なっちは娘。時代はずっとセンターで歌っており、娘。卒業後はソロ歌手として活動してきました。また、なっちは娘。在籍時から現在まで期間限定ユニット以外で(モーニング娘。以外の定常的な)ユニット活動を行っていません。


そして、なっちの歌は「安倍なつみ」のパーソナルカラーが楽曲のイメージよりも前面に出てくるという特徴があると感じています。なっちを応援する方には、きっとそんな「『安倍なつみ』の強い個性」に惹かれてなっちを応援している方が多いのかな、と思います。


そんな訳で、なっちファンの方には「ユニットよりソロがいい」という方が多い様な感じを受けます。

保田圭」は名バイプレーヤー

圭ちゃんは娘。時代からセンターに立つことはほとんど無く、もっぱら後ろでグループを支える役割でした。娘。卒業後もソロ歌手としてCDリリースすることは無く、他のメンバーと組んで歌を歌うことが多い状況です。


そして、圭ちゃんの歌は楽曲や一緒に歌う相手に雰囲気を合わせ、その中で「保田圭」のカラーを漂わせるという特徴があると感じています。圭ちゃんを応援する方には、きっとそんな「『保田圭』の優しさ」に惹かれて圭ちゃんを応援している方が多いのかな、と思います。(「『保田圭』のギラギラ感」が好きな方も多いと感じるので、一概にそうは言えないのかもしれませんが。)


そんな訳で、圭ちゃんファンの方にはユニット云々よりも「とにかく圭ちゃんの歌が聴きたい」という方が多い様な感じを受けます。

「なちケメ」は“圭ちゃん風味のなっち”

以上のことから考えて、二人のファンにとって「なちケメ」がどのようなイメージで捉えられているのかを考えると、結局こんな感じになるのかなと思います。


だから、なっちファンにとっては「ソロが一番いいけれども、どうせユニットを組むのなら、“圭ちゃん風味”ばかりじゃなくて“裕ちゃん風味”や“やぐっつぁん風味”も見てみたいな」と思うのも無理からぬことだと思います。そして、圭ちゃんファンにとっては「“なっち”の歌が好きかどうか」がなちケメに対する評価の基準になるのではないかと思います。

なちケメファンとして言いたいこと

このことはいつも書いていることなのですが、今回のようになっちと圭ちゃんが二人で歌う機会が定期的に設けられるということは、なっちにとっても圭ちゃんにとっても必要なことであると思っています。


なっちにとっては、デュオといういつもと違った形で歌を歌う機会。圭ちゃんにとっては、ソロで活躍しているメンバーと一緒に歌う機会。そんな「なちケメ」の歌を聴く機会がたまに訪れることを、なちケメファンとしていつの時も楽しみに待っています。そして、なちケメの歌を聴いた方に、なちケメの歌を通してなっちの歌、圭ちゃんの歌についてより深く感じられるものがあったとするならば、それはなちケメファンである私にとって非常に嬉しいことであると思います。